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【会場受講】ゲノム医療に向けた技術開発と医療のデジタル化の最新動向

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2021-02-17(水) 13:30~16:30
講師 国立研究開発法人理化学研究所
生命医学研究センター
がんゲノム研究チーム チームリーダー
中川 英刀 氏

1991年大阪大学医学部卒業後、外科医として臨床に8年間関わり、大学院生時よりヒトゲノム研究に従事(医学博士) 米国オハイオ州立大学にてがんゲノム研究、ゲノム医療に携わり、2003年から東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センターの助手、准教授 2008年から理化学研究所に移り、最新のゲノムシークエンス技術とスパコンを用いて、がんを中心とした国際共同での大規模なゲノム解析に従事した これらゲノム情報をいかに臨床に還元するかも問い続けており、国内外の企業や研究者の動向にも明るい 現在、日本医療開発機構のゲノム医療実現化プロジェクト プログラムオフィサーも兼任

概要 ヒトゲノム計画、DNAシークエンス技術の革命、ゲノムIT技術の革新に伴い、個人の全ゲノム配列を1000ドルで迅速に解読して、表現型との関連を解釈し、健康医療へと応用できるようになった。さらには、これらデジタルなゲノム情報とヒトの病気や表現型との関連が多数明らかになり、それらの情報を医療に実装していくゲノム医療=Precision Medicineが、国内外にて進みつつある。本講演では、ゲノム研究・ゲノム医療に実地で携わってきた経験を踏まえ、ゲノム解析技術やがんを中心としたゲノム医療の基本事項と共に、これまでのゲノム研究>ゲノム医療の流れや国内外での最新事情について紹介する。
セミナー詳細 1.ヒトゲノムの基本
(1)ヒトゲノムプロジェクトについて
(2)ヒトゲノム配列と表現系の多様性
(3)ゲノムの多様性・異常と病気との関連
(4)ゲノムワイド関連解析など、遺伝学的解析手法

2.ゲノム解析技術の革命
(1)次世代シークエンサーの原理と開発
(2)次世代シークエンサーの応用
(3)全ゲノムシークエンス解析への展開
(4)シングルセル解析への展開

3.ヒトゲノムデータ(IT)解析技術
(1)数学的・統計学的手法
(2)データ(IT)解析のための計算資源やクラウド
(3)全ゲノム解析の動向と問題点 (4)医療・診断としてのIT解析の標準化

4.ゲノム医療の具体例
(1)がん(体細胞変異・生殖細胞変異)
(2)難病・遺伝性疾患
(3)生殖医療
(4)生活習慣病
(5)薬剤の副作用、効用
(6)感染症などの他の疾患

5.日本および海外でのゲノム医療、デジタル医療、保険商品開発の動向と事例
(1)日本
(2)米国
(3)欧州
(4)英国
(5)その他

6.今後のゲノム医療、データ医療と社会
(1)ゲノム医療の倫理社会的インパクト
(2)医療経済および保険医療下でのゲノム医療
(3)臨床ゲノムデータベースの構築とデータ共有
(4)ビックデータ/AIとゲノム医療
(5)個別化医療、予防医療への応用可能性

7.質疑応答
※ 講義中の録音、ビデオ・写真撮影はご遠慮ください。
※ 会場受講の場合はPCはお使いいただけません。
補足事項 ※こちらは会場参加のお申し込みページです。オンライン受講をご希望の方は該当のページよりお申し込みください。 
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