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決済サービスの最新動向と重要ポイント

~実態の詳細と実務に照らした解釈・注意点と展望~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2017-10-20(金) 13:30~16:30
講師
株式会社野村総合研究所 金融ITイノベーション事業本部 上級コンサルタント 宮居 雅宣 氏
株式会社野村総合研究所
金融ITイノベーション事業本部
上級コンサルタント
宮居 雅宣 氏

1990年JCB入社 新サービス企画や業務設計、セキュリティ対策や回収等の実務経験を基に99年にはFeliCaを大量発行しNFC対応方針を策定 2000年に業界代表幹事としてETCカードを実現するなど業界のIC化を牽引 05年NRI入社 電子マネーの立上げや新決済サービス実現支援など実務経験に基づくコンサルや実行支援に従事 「カード決済&セキュリティの強化書」「キャッシュレス革命2020」「月刊消費者信用」「電子決済ビジネス」「2015年の決済サービス」など執筆、講演多数

概要 FinTechで決済サービスが活況を呈し、中央省庁も決済業務高度化や金融制度改革に取組む。Apple PayやAndroid Payが日本でFeliCaに対応しモバイル決済利用者も増えている。海外のモバイル決済サービス取扱店も増え、NFCのみならずバーコード決済も盛況となっている。しかし決済サービスは安全安心に使えることが大前提であり、利便性偏重の決済サービスは後に大きな問題を事業者と消費者の双方にもたらす可能性を孕んでいる。講師が月刊消費者信用で注意喚起した中国人民銀行の通達は現実のものとなり、アリペイやウィチャットペイの推進に大きな影響を及ぼす。一見容易に思える決済サービスだが、不正や未収、情報漏洩などのリスク、システムの信頼性や些細なようで意外に大きな影響を及ぼす業務負荷、請求者責任や加盟店管理責任、行政確認しても後に業界に激震を及ぼす司法判断など、注意事項が数多く潜む。
本講演では、カード会社で業界をリードしたセキュリティ対応や新サービス開発の実務経験に基づき、決済サービスの最新動向を表面的ではなく深く掘り下げて詳しく理解し、押えるべき基礎知識から新サービス検討に必要な注意点や潜在課題までを、最新情報の解説と共にご説明します。
セミナー詳細 1.世界共用決済サービスを支える国際規格の正しい理解と重要なポイント
(1)決済サービスの基本構造と国際規格(Visa, MasterCard, JCB, AMEX, 銀聯, Diners Club, Discover)
(2)国内外のカード利用代金支払方法の違いとリボルビング払い利用の背景、デビットカ-ド普及の背景
(3)加盟店端末の購入と設置、ネットワーク接続方法の国内外の違い(First Data, TSYS, Squareなど)
(4)国際ブランド決済サービスに学ぶ決済のリスクとセキュリティ
(5)日本独自の決済サービスがガラパゴスと呼ばれる理由(国際規格の正しい理解、独自規格の優位性と課題)

2.決済サービスのリスクとリアル/バーチャルの壁を越えたモバイル決済の注意点
(1)国際ブランド決済カードにみる決済のリスクとセキュリティ(訪日外国人が買い物を躊躇する背景など)
(2)カード番号紐づけ決済サービスの権利義務関係とリスク(Amazon Pay、PayPalとApple Payの違い)
(3)Apple Pay、Android Pay展望に役立つ詳細解説、Samsung Payの特徴、各サービスの課題と展望

3.バーコード決済動向、課題と展望
(1)中国の決済サービスの仕組みと特徴(銀聯/網聯、アリペイ/ウィチャットペイ、中国人民銀行通達の影響)
(2)米国のバーコード決済事情(チェースペイ、アマゾンキャッシュ、ウォルマートペイ、スタバアプリ決済)
(3)Visa、銀聯のバーコード決済の特徴と展望(mVisa、銀聯のNFCとバーコード決済、EMVCoのQRコード仕様)
(4)国内バーコード決済サービスの動向と展望

4.新たな決済サービスの動向と注意点、キャッシュレス社会の展望
(1)ブランドプリペイドを活用したモバイル決済(LINE Pay, au Wallet, ドコモ口座, softbankカード)
(2)デビットカード「キャッシュアウトサービス」の仕組みと展望
(3)オープンAPIがもたらす決済サービスの大変革
(4)分裂はビットコインだけの話ではない、ブロックチェーンの課題と展望
(5)安くて速い送金サービスは実現するか、送金サービスの実態と展望(SWIFT, TransferWise, FACEBOOK送金)
(6)インターネットバンキングの不正送金と解決策の例
(7)生体認証活用動向
(8)新たな決済サービス検討時の注意点(事業者に求められる要件、技術の見極め、セキュリティの課題など)
(9)キャッシュレス社会の展望

5.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください
補足事項 ※残席わずか
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