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事業再生型M&Aの法的諸問題

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2001-10-29(月) 13:30~16:30
講師 西村総合法律事務所 パートナー
ニューヨーク州弁護士 
竹原 隆信 弁護士

セミナー詳細 長引く不況の中企業の倒産が増えている。他方M&Aの件数も増加している。従来から倒産手続はM&Aの機会を提供するものであったが、最近の倒産処理実務の傾向は、昨年の民事再生法の施行とも相俟って従来と比較して非常にスピードアップされると共に管財人の個人的な縁故に頼らず、よりビジネス的な対応になじむものとなっている。企業の合従連衡が進む中、競合他社の倒産は新たなビジネスチャンスをもたらすとともに、投資の対象ともなり得る。このセミナーでは、最近の倒産事件の実例に触れながら、倒産事件に関連したM&Aに特有の法律問題を議論するとともに、最近注目を浴びているDIPファイナンスの問題点について概観する。

講義詳細
1.倒産処理実務の変化とM&A対象としての倒産会社

2.倒産処理手続の種類とその特徴並びにM&Aとの親和性
(1)各種倒産手続の概要
(2)M&Aの手法と倒産手続
(3)会社更生と民事再生の相違点  

3.M&Aのタイプ別法的諸問題
(1)事業譲渡型M&A
  ~ 事業譲渡型M&Aにおけるリスクと対処法
  ~ Pre-package型再生手続の活用
  ~ Due Diligenceと売手による表明保証の限界
  ~ 価格決定メカニズム
(2)資本注入型M&A
  ~ 資本注入型M&Aにおけるリスクと対処法
  ~ スポンサー選定手続
  ~ 更生/再生計画の策定(事業計画と弁済計画長期分割弁済と一括弁済)
  ~ 債務免除益課税
(3)倒産会社に対する債権の取得によるM&A
  ~ 任意整理と債権放棄の問題点
  ~ 債務の株式化
  ~ 合併・株式交換の活用

4.倒産会社における資金調達 - DIPファイナンス
(1)米国におけるDIPファイナンス
(2)日本型DIPファイナンスとその問題点
  ~ 日本型DIPファイナンスの2つの類型
  ~ 民事再生法とDIPファイナンス
  ~ 貸付債権の分類と取締役の責任

5.質 疑 応 答

※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい
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