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イスラム金融とプロジェクトファイナンス

取組み事例、金融機関の業務規制等を交えて
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2008-06-11(水) 13:30~16:30
講師 西村あさひ法律事務所
パートナー
斎藤 創 弁護士

西村あさひ法律事務所
金子 敦紀 弁護士

【斎藤弁護士】
97年東京大学法学部卒業後、99年西村総合法律事務所(現 西村あさひ法律事務所)入所。05年ニューヨーク大学ロースクール(LL.M.)卒業、05年ニューヨークのデベヴォイズ・アンド・プリンプトン法律事務所勤務、06年現事務所に復帰。証券化、BISファイナンス、イスラムファイナンス等の各種ファイナンス商品の開発、銀行法、金商法、信託法等の金融レギュレーション、サブプライムローン問題対応等の金融危機管理、その他種々のファイナンス案件に従事。著書は『ファイナンス法大全〔上〕〔下〕〔アップデート〕』(共著、商事法務、2003年、2006年)、「資産流動化(SPC法)と信託」(共著、新しい信託法の理論と実務、2007年)、「Recent regulatory topics on Islamic finance in Japan」(共著、Asian Counsel、2008年)など。

【金子弁護士】
96年早稲田大学法学部卒業後、99年西村総合法律事務所(現 西村あさひ法律事務所)入所。05年南カリフォルニア大学ロースクール(LL.M.)卒業、05年ロンドンのノートンローズ法律事務所勤務、06年現事務所に復帰、07年国際協力銀行に出向。プロジェクトファイナンス、リース、証券化、キャピタルマーケット、イスラムファイナンス等の各種ファイナンス商品の開発、銀行法、金商法等の金融レギュレーション、その他種々のファイナンス案件に従事。著書は『ファイナンス法大全〔上〕〔下〕』(共著、商事法務、2003年)、『イスラム金融:仕組みと動向』(共著、日本経済新聞出版社、2008年)など。

概要 近年、オイル価格の高騰やイスラム諸国の経済発展、ムスリム意識の高まり等に伴い、全世界的にイスラム金融への注目が高まっている。本邦においても政府系金融機関、銀行その他金融機関、商社等がイスラム金融への取り組みやイスラム諸国への投資を発表しているほか、各種書籍の発表やセミナーの開催等によりイスラム金融に対しては、引き続き注目が高まっている。また、金融審議会における銀行、保険会社の業務規制緩和を巡る議論等からも注目されるところである。
本講演においては、利子の禁止等のイスラム金融の基本的概念やイスラム金融の基本スキーム例やイスラム金融商品と本邦銀行法規制等に関して紹介した後、プロジェクトファイナンスを例にとり、イスラム金融を用いたスキーム例、本邦金融機関の参加方法等について、コンベンショナル(西洋型)な金融手法との対比を踏まえながら考察を行うこととしたい。
セミナー詳細 1.イスラム金融の基本概念及び基本スキーム
   (1)イスラム金融とは何か
   (2)シャリーアの基本概念(利子の禁止、投資先制限、不確実性等)
   (3)出資型スキーム:ムダーラバ(出資契約)、ムシャーラカ(共同出資契約)
   (4)商品型スキーム:ムラーバハ(転売契約)、イジャーラ(リース)

2.イスラム金融と銀行等の業務規制
   (1)銀行本体による各種イスラム金融投資と銀行業務規制
   (2)銀行子会社・現地子銀行によるイスラム金融取扱いと銀行業務規制
   (3)その他、イスラム金融と業法上の留意点

3.イスラム金融とプロジェクトファイナンス
   (1)コンベンショナル金融下のプロジェクトファイナンス
   (2)イスラム金融を用いたプロジェクトファイナンス
   (3)コンベンショナル金融及びイスラム金融の双方を用いたプロジェクトファイナンス
   (4)イスラム金融における契約条項の留意点

4.その他

5.質疑応答/ディスカッション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】
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