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国際財務報告基準を巡る動向と実務への影響

主として財務諸表の利用の視点から、新セグメント会計など目前の留意事項を含めて
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2009-10-09(金) 13:30~16:30
講師 株式会社アドライト
代表取締役社長 公認会計士
木村 忠昭 氏

東京大学大学院経済学研究科にて経営学(管理会計)を専攻し、修士号を取得。大学院卒業後、大手監査法人に入社し、株式公開支援業務・法定監査業務を担当する。08年株式会社アドライトを創業。管理・会計・財務面での企業研修プログラムの提供をはじめとする経営コンサルティングなどを展開している。個別原価計算と工事進行基準については、セミナー講演や支援事例を通じて、のべ600社以上の企業に対して実務対応について伝えてきた実績をもつ。主な執筆連載に「まだ間に合う『工事進行基準』対策」(ZDNet Japan、09年1月~09年5月連載)、「工事進行基準の第一人者に聞く」(ソフトバンクビジネス+IT、09年6月~09年7月連載)などがある。

概要 去る6月30日に金融庁から公表された「我が国における国際会計基準の取扱いに関する意見書(中間報告)」をうけ、日本の会計基準は2012年度に国際財務報告基準(IFRS)への強制適用の採否を決定することとなった。また、一定の基準を満たす企業については2010年3月期からのIFRS任意適用を認めた。強制適用が決定された場合、2015年または2016年より適用が開始されることになるため、上場企業を中心に対応の準備を進める必要が高まっている。一方、財務諸表利用者にとっても、IFRS適用により、財務数値の把握や利用において、日本の会計基準とは考え方や具体的基準が異なってくるため、今までとは異なる視点が必要となる。
本講演では、会計基準を巡る国際動向やIFRSの内容について概説する。そのうえで、企業分析や財務分析への影響など、主として財務諸表利用者にとって必要な留意点や変化につき、2010年4月以後開始の事業年度より適用が目前に迫る新セグメント会計なども含め、プリンシプルベースや資産・負債アプローチなどIFRSの特徴をふまえた期間比較や企業間比較の留意点などにつき、海外事例や具体的例を交えて解説するものである。
セミナー詳細 1.国際財務報告基準(IFRS)概論~我が国の最新動向をふまえて
   ・ コンバージョンとアドプション
   ・ IFRSを巡る各国の最新動向(EU、アメリカ、日本)
   ・ 概念アプローチとIFRSの特徴
   ・ コンバージョンにおける各対応項目と残された差異

2.企業分析への影響
   ・ マネジメント・アプローチと新セグメント会計~連結経営に及ぼす多大な影響と、企業分析における有用性
   ・ 事業セグメントと報告セグメント
   ・ 予想される影響と企業分析への応用
   ・ 自動車会社を例にした数値例

3.財務分析への影響~海外事例、簡易な数値例等を交えて
   ・ 資産・負債アプローチによるB/Sへの影響
   ・ 収益認識や包括利益などによるP/Lへの影響
   ・ 各種財務指標への影響(売上高利益率、総資産利益率、棚卸資産回転率、固定資産回転率、総資産回転率)
   ・ 海外の社内発生開発費事例にみる影響

4.おわりに

5.質疑応答/ディスカッション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】
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