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【金融実務基礎講座】デリバティブの価格付けとヘッジの基礎

数値シミュレーションを交えて実践的に解説
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2010-07-14(水) 13:30~16:30
講師 筑波大学大学院
ビジネス科学研究科准教授 博士(工学)
山田 雄二 氏

東京工業大学大学院博士課程修了(博士(工学))。日本学術振興会特別研究員、アメリカ合衆国カリフォルニア工科大学ポスドク研究員および非常勤講師を経て現職。青山学院大学、中央大学、慶應大学、京都大学等にて非常勤講師を兼任。専門は金融工学、特に派生証券理論やヘッジ、および天候デリバティブや新しいデリバティブ理論の活用法に関心をもつ。学術論文を数多く発表する傍ら書籍『計算で学ぶファイナンス:MATLABによる実装』(共著、朝倉書店、2008年)、『チャンスとリスクのマネジメント』(共著、朝倉書店、2006年)等を執筆。JAFEE(日本金融・証券計量・工学学会:理事および評議員、和文誌副編集長、英文誌Associate Editor)、日本ファイナンス学会、計測自動制御学会、IEEEの正会員、横幹連合機関誌『横幹』編集委員。

概要 本講義は、デリバティブの実務に関与している、若しくは関与する予定である、あるいはデリバティブ取引と直接的な関連はないものの、今後の投資戦略を考える上でその基本的な考え方や価格付けの原理を理解しておきたいと考える、様々な分野の役職者および実務家を対象とする。
デリバティブは、先渡やオプションのように、支払い条件が別の資産価値に依存する証券であり、その価格付けには高度な数学が使われることが多い。その一方で、最近では、難解なデリバティブ理論を平易に解説することを試みたテキストも多く出版され、デリバティブ理論を理解するための環境も整いつつある。本講義では、無裁定に基づくデリバティブの価格付けに焦点を当て、その基礎となる理論について解説する。
ここでは、理論的な厳密性よりも、まずは直感的な理解を優先し、デリバティブ価格設定およびヘッジの基本概念を理解するところからスタートする。前半部分では、二項モデルを用いて無裁定価格付け理論の基礎やリスク中立確率の役割について説明する。その際、Excelを用いた実装方法についても言及する。後半では、デリバティブの価格付けに広く用いられているブラック-ショールズモデルを導入し、その性質について解説する。
セミナー詳細 1.無裁定価格理論の導入
   ・フリーランチが存在しないための条件
   ・最も簡単な無裁定価格の例:先渡の価格付け

2.二項モデル
   ・1期間モデルを用いた価格付けの直感的理解
   ・リスク中立確率とは何か?
   ・多期間への拡張

3.ブラック-ショールズ公式の導入
   ・何が前提条件か?
   ・ブラック-ショールズ公式の性質

4.感度分析
   ・オプションにおけるギリシャ文字の指標
   ・オプションヘッジとリスク管理

5.質疑応答

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】
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