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米国銀行の新たな収益戦略

~金融危機、景気低迷下での収益確保の具体策~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2011-01-27(木) 13:30~16:30
講師 グローバルリサーチ研究所
代表
青木 武 氏

1989年慶応義塾大学卒、93年米国イリノイ大学院留学、99年ニューヨーク大学MBA 89年全信連(現信金中央金庫)入会、総合企画部、総合研究所NY駐在、NY支店次長等を経て2009年米国内にグローバルリサーチ研究所を設立 米国における金融・経済・マーケティング関連の調査・研修・ビジネスマッチング等を行う 週刊金融財政事情などに米銀の戦略等について連載執筆中 ニューヨーク証券アナリスト協会会員 (社)日本証券アナリスト協会検定会員 公認内部監査人(CIA)

セミナー詳細 金融危機およびそれに続く景気低迷により、これまでは厚い利鞘と高い利益率を誇ってきた米銀もビジネスモデルの見直しを余儀なくされている。さらに、規制強化により収入源の減少およびコストの上昇が見込まれている。こうした厳しい環境においても、米銀は新たな戦略により収益を確保しようとしている。このセミナーでは、米国在住の専門家の視点から、ポスト金融危機の米銀の戦略について探る。

講義詳細
1.預金戦略
かつては、無利息の当座預金さえ集めていれば、国債運用だけでも300BP以上の収益を上げることができたが、今や米銀も必要以上の預金は不要の時代となった。それでも、預金関連の手数料の見直しなどにより、「預金で儲ける」姿勢を貫こうとしている。

2.チャネル戦略
(1)マーケティングチャネル
インターネット、特にソーシャルネットワークサービス(SNS)の普及により、銀行のマーケティング戦略も新たな時代を迎えようとしている。
(2)店舗戦略
これまで増加基調だった店舗戦略は見直しの機運。店舗の小型化やエコ支店などの話題づくりに注目。
(3)モバイル
iPhoneをはじめとするスマートフォン、そしてiPadの普及により、米国でも本格的な携帯時代が訪れている。最新のモバイルバンキング戦略について探る。
(4)インターネット
規制コンプライアンスコスト上昇などにより、銀行はチャネルの合理化・低コスト化を図ろうとしている。このためには、高コストの支店から低コストのインターネットへの移行が不可欠であるが、インターネットのさらなる機能改善も不可欠と考えられている。

3.貸出戦略
景気低迷により貸出需要も停滞しているが、貸出が収益源であることには変わりは無い。住宅ローンや企業向けローンはどの方向に動いていくのか。リレーションシップバンキングは健在なのか、最新の動向を探る。

4.クロスセリング
優良顧客から複数の取引を得ることにより、客単価を上昇させるクロスセリングは成熟市場においては避けて通れない戦略である。大銀行だけでなく、地方銀行もクロスセリングに熱心である。彼らの収益確保策について探る。

5.質 疑 応 答

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