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保険会社のERM(統合的リスク管理)高度化と経済価値ベースのソルベンシー規制の動向及びIFRS17への対応

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2018-07-24(火) 13:30~16:30
講師 有限責任監査法人 トーマツ
シニアマネジャー
(元 金融庁監督局保険課 統合リスク管理専門官)
西本 幸弘 氏

大阪大学経済学部卒、同経済学研究科修了 大手監査法人にて、大手生命保険会社、銀行、大手一般事業会社の会計監査に従事 2007年に有限責任監査法人トーマツに入所 保険会社のリスク管理高度化、デリバティブ及びリスクの評価及び評価モデルの検証、銀行における内部モデル高度化支援、IFRS導入に向けた支援等のコンサルティング業務に従事 その後、金融庁監督局保険課において統合リスク管理専門官として、資産運用高度化、ERM高度化、経済価値ベースの規制検討等の職務に従事し、18年1月より同監査法人へ再就職

概要 ERM(Enterprise Risk Management)は、金融庁により継続的にその高度化が促進され、そのフレームワークについては、同庁平成28年9月15日公表資料「保険会社におけるリスクとソルベンシーの自己評価に関する報告書(ORSAレポート)及び統合的リスク管理(ERM)態勢ヒアリングに基づくERM評価の結果概要について」において、一定の整理が行われた。しかし、ERMはそのフレームワームを通じて保険会社の経営管理ツールの一つとして機能する側面が大きく、経済価値ベースによる保険負債評価等の具体的中身や定義に直接触れる性質のものではなかった。
この点、経済価値ベースによる保険負債の評価やソルベンシー評価の具体的中身や定義については、IFRS17やIAIS(保険監督者国際機構)によるICS (国際資本基準)において触れられており、その検討プロセスもスケジュールの終盤を迎えている。
まさに今保険業界は、保険負債評価やソルベンシー評価が大きく変化する可能性のある時期に位置していると考えられる。本講演ではERM、経済価値ベースのソルベンシー規制の検討、IFRS17の各論点やその関係について私見に基づいてご説明する予定であり、ご関心のある広い方のご参加をお待ちしております。
セミナー詳細 1.保険会社におけるERMの進展
(1)本邦におけるERMの発展と海外動向
(2)健全性の観点からのリスクリターン管理の重要性
(3)ERMに係るフレームワークの概要及び解説
(4)生保及び損保におけるリスクリターン管理の一考察
(5)ERMの将来展望―経営への活用

2.経済価値ベースのソルベンシー規制の動向
(1)2006年から始まった本邦における検討過程
(2)ICS (国際資本基準)に見る経済価値ベースのソルベンシー規制の論点と考察
(3)保険会社の対応すべき論点

3.IFRS17が保険会社に与える影響と対応
(1)IFRS17公表後の動向
(2)IFRS17に関する論点と考察
(3)対応すべき課題に関する考察

4.3つ(ERM、経済価値ベースのソルベンシー規制の動向、IFRS17)の関係
(1)3つの関係の整理
(2)保険会社の対応すべき論点に関する考察

5.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください
補足事項 ※講師とご同業にあたる方からのお申し込みはお断りさせていただく場合がございますので、ご了承ください。 
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