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ブロックチェーン、暗号通貨と量子コンピュータ

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2018-03-22(木) 9:30~12:30
講師 MDR株式会社 CEO
湊 雄一郎 氏

MDR株式会社(NVIDIA Inception Program パートナー企業)CEO 東京生まれ 東京大学工学部卒業後、隈研吾建築都市設計事務所勤務 2008年MDR株式会社設立 15年総務省異能vation 最終採択「量子コンピュータと人工知能」 16年量子シミュレーションをスパコン実装および量子コンピュータ会議@googleLA 参加 17年NVIDIA Inception Partner Program 現在、業務内容は量子コンピュータのハードウェア・システム・アプリケーション開発を行っており、量子アニーリング、量子ゲートモデル両方の研究開発を進めている

概要 量子コンピュータのゲートモデルでは、以前から素因数分解や離散対数問題、楕円曲線暗号を解くアルゴリズムやアプリケーションが見つかっています。また、現在の暗号の仕組みはこの逆算がしづらいという前提のもとで成り立っているため、量子コンピュータの登場は既存のオンラインシステムや金融システム、ブロックチェーンシステムに多大な影響を与えます。米国ではすでに政府が耐量子コンピュータ暗号の導入などを進めています。ブロックチェーンや暗号通貨においてもその成り立ちとなる暗号に対して与える影響を考察します。
なお、本講演の資料は英語で作成されています。講演は専門用語・フレーズのGlossary を用意し日本語中心で行いますが、関連テーマの3/15(木)午前開催「機械学習と量子コンピュータ」より英語の分量は多くなります。専門用語・フレーズ理解や英語表現に事前になれるためにも、同セミナーの事前受講を強くおすすめします。
セミナー詳細 1.量子コンピュータとは?
(1)量子ゲートモデル
(2)量子アニーリングモデル・イジングモデル
(3)量子コンピュータのハードウェア

2.ブロックチェーン、暗号通貨とは?
(1)ブロックチェーン、暗号通貨の概要
(2)ブロックチェーン、暗号通貨で暗号が使われている部分
(3)量子コンピュータ対策の現状

3.ケース1:量子コンピュータゲートモデルの暗号理論
(1)Peter Shor のアルゴリズムの全体概要
(2)Shor のアルゴリズムとRSA
(3)Shor のアルゴリズムと離散対数問題・楕円曲線暗号
(4)量子ゲートモデルとハッシュ計算
(5)現在の量子コンピュータゲートモデルが暗号を解くために必要なスペック

4.ケース2:量子アニーリングの暗号理論
(1)素因数分解の最小値問題化とグレブナー基底
(2)素因数分解を実装する際の前処理の問題
(3)量子アニーリングモデルとハッシュ計算
(4)現在の量子コンピュータアニーリングモデルがRSA 暗号を解くために必要なスペック

5.世界の耐量子コンピュータ暗号通貨の現状と展望
(1)量子コンピュータの不得意な部分
(2)ヒューリスティックアルゴリズムと暗号通貨
(3)量子誤り訂正の実装と暗号通貨

6.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PC の使用等はご遠慮ください
補足事項 ※アプリケーションに焦点を当てるため、資料は英語でのご用意となります。講演は、専門用語以外日本語中心で実施いたします。 
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