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国際的な金融規制改革の動向と銀行ビジネスへの影響

~バーゼルIII最終化や米国規制緩和など最近の注目点を中心に~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2017-10-27(金) 9:30~12:30
講師
みずほ総合研究所株式会社 金融調査部 主任研究員 佐原 雄次郎 氏
みずほ総合研究所株式会社
金融調査部 主任研究員
佐原 雄次郎 氏

2006年一橋大学経済学部卒業、みずほ銀行入行 中小企業営業、不動産ファイナンス業務に従事した後、12年よりみずほ総合研究所に出向 現在は、国際金融規制改革・欧米金融規制動向の調査を担当 著書に『経済がわかる論点50 2016』(共著、東洋経済新報社、2015年)、『国際金融規制と銀行経営』(共著、中央経済社、今夏発刊予定)がある 公益社団法人日本証券アナリスト協会検定会員

概要 先般の世界的な金融危機を受けた国際的な金融規制改革は、設計段階から実施段階に移行しつつあり、欧米大手行のトレーディング業務・海外業務の縮小や、大手資産運用会社の運用資産の増大など、近年の金融セクターの変化に大きな影響を及ぼしています。また足元では、FSB(金融安定理事会)がG20金融規制改革の影響を評価し結果に応じて規制を調整するための枠組みを策定したほか、トランプ政権の発足や英国のEU離脱に代表される反グローバリズムの台頭により国際協調が難しくなるなど、金融規制改革は転機を迎えており、その動向を理解することが今後の金融機関を取り巻く環境を見通す上で重要になっています。
そこで本セミナーでは、広範にわたる国際的な金融規制改革について、各規制の目的や内容を改めて確認するとともに、最近の動向や今後の見通し、銀行ビジネスへの影響を解説します。
セミナー詳細 1.金融規制改革の背景
(1)バーゼルI・II
(2)G20金融規制改革の全体像

2.バーゼル規制の強化
(1)自己資本比率の強化
(2)レバレッジ比率の導入
(3)流動性規制の導入
(4)銀行勘定の金利リスクに対する規制の強化
(5)バーゼルIII最終化

3.その他のG20金融規制改革
(1)SIFIs(システム上重要な金融機関)の指定
(2)実効的な破綻処理の枠組みの構築
(3)TLAC(破綻時に備えた損失吸収力の確保)
(4)店頭デリバティブ市場改革
(5)シャドーバンキング規制

4.欧米における金融規制改革
(1)米国ドッド・フランク法
(2)トランプ政権発足後の規制緩和に向けた動き
(3)EU・英国の動向

5.銀行ビジネスの変化
(1)金融規制改革の銀行ビジネスに対する影響
(2)欧米大手行におけるビジネスモデルの転換

6.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください
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