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グローバルな金融市場混乱下の保険会社経営の現状と課題

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受講区分 会場
開催日時 2009-01-26(月) 13:30~16:30
講師 株式会社日本格付研究所
格付一部 チーフアナリスト
(兼)格付企画部長
水口 啓子 氏

1986年上智大学大学院外国語研究科国際関係論専攻博士前期課程修了 同年JPモルガン入社 95年スタンダード&プアーズ入社 日本の生命保険、損害保険業界を中心に格付け業務を担当 その後、中央青山監査法人/プライスウォーターハウスクーパース、UBSウォーバーグ証券等を経て、2005年 日本格付研究所入社 保険会社の格付を担当

セミナー詳細 米国発の金融危機の下、わが国の生保業界も少なからず影響を受けている。外資系の保険会社の参入もあり、保険会社の事業モデルが多様化しており、市場の混乱の影響は各社一律ではない。このセミナーでは、海外の生保の事例にも言及しながら、金融危機下で保険会社において顕在化した諸リスクのあり方を考察する。海外事例も参考とした上で、こうした市場の混乱がわが国の保険会社の財務プロフィールに与えうる影響を勘案し、極度のストレス・シナリオ下におけるリスク管理のあり方などを考察する。また、国際会計基準審議会(IASB),保険監督者国際機構(IAIS)における会計・ソルベンシーの枠組みの見直しのプロセスのなかで、昨今の市場の動向も視野に入れて、どのような事項が検討されてきているのかにも言及する。さらに、ストレス下で顕在化した諸リスクの財務基盤への影響などを勘案した上で、格付けアナリストの視点から、事業モデルの改革、リスク管理の強化、有効な財務戦略・資本政策の策定などの保険業界の諸課題に付言する。

講義詳細
1.拡大する金融危機の米国保険業界への影響
(1)多様化する事業分野ごとの影響―変額年金など
(2)資産運用関連リスクのあり方-流動性が限られた商品も含む
(3)業界再編のシナリオとそのドライバーなど

2.市場の混乱のわが国の保険業界への影響
(1)資産運用、金融保証特約再保険から派生するリスクなど
(2)業績・財務状況への影響
(3)極度のストレス・シナリオ下のリスク管理の課題
(4)ストレス・シナリオ下の財務戦略・資本政策のあり方など

3.金融危機を受けたIASB・IAISの動向
(1)IASBの動向
 ~ インアクティブな市場における公正価値、有価証券の保有目的の変更など
(2)IAISの動向
 ~ Procyclicality についての考察など

4.格付け会社の分析の視点 ~ グローバルな潮流を踏まえて
 格付けアナリストの視点からの総合評価など

5.質 疑 応 答

※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい
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