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リスクファイナンス戦略の基礎と具体的手法及び最新動向

三菱商事における実例を交えて
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2006-08-10（木）　13:30～16:30
講師 三菱商事株式会社
金融事業本部 金融企画ユニット シニアマネージャー
北出 公英 氏

91年上智大学経済学部卒。三菱商事においてキャプティブ保険を中心としたリスクファイナンス事業を担当。同社100％子会社であるレンタキャプティブ、Diamond Financial Solutions 社（在・バミューダ） 社長。同社自社キャプティブ、New Century Insurance（在・バミューダ）副社長。04年 沖縄県名護市金融特区キャプティブ委員会委員。国内外損害保険会社の国際部門での勤務経験をあわせもつ。著書として、『勝者の保険リスクマネジメント入門』（共著、東洋経済新報社 06年4月）。

概要 企業において「リスクマネジメント」の重要性が盛んに喧伝されている。これは最近の企業における内部統制強化と合致した動きであろう。しかし、財務的観点からのリスクマネジメントである「リスクファイナンス」においてはまだ戦略や体制が整備されていない企業が多く、保険を付保することがリスクマネジメントであると誤解してしまっているケースもある。
本講演では、財務的な観点から企業のリスクをどう考えるかを明確に整理し、そのリスクを効率的に処理する手段を提示する。そしてリスクファイナンス強化によっていかに企業価値を高めるかを解説するものである。また、三菱商事のリスクファイナンス戦略とその具体的な取組手法を紹介し実務的な解説を加える。さらに、最新リスクファイナンス動向と今後の方向性を紹介するとともに、リスクファイナンスにおけるこれからの注目すべき分野として「保険と金融の融合」をとりあげ、キャタストロフィー・ボンドをはじめとした保険リスク証券化の考え方や今後の可能性についても言及する。
セミナー詳細 １．企業のリスクをどう考えるか
　　　・リスクの考え方
　　　・リスクの保有と移転
　　　・保険、キャプティブ、ＡＲＴ（代替的リスク移転）

２．三菱商事のリスクファイナンス戦略とその具体的取組手法
　　　・現状と課題
　　　・キャプティブ機能活用法
　　　・リスク分析のための金融モデリング

３．最新リスクファイナンス動向と今後の方向性
　　　・企業内保険代理店子会社の課題
　　　・保険と金融の融合
　　　・これからのリスクファイナンス

４．質疑応答／ディスカッション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】
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