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戦略的デューデリジェンスの実務

シナジー評価や事業価値評価、M&A後の統合・経営を視野に、 実務の実情に基づく留意点を踏まえて
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2008-10-24(金) 13:30~16:30
講師 株式会社KPMG FAS
シニアマネージャー
神尾 康生 氏

KPMGの監査部門(現 あずさ監査法人)入所後、03年から06年のKPMG上海オフィス勤務を経て、07年にKPMG FASに移籍。日本の大手企業および外資系企業の監査業務、M&A・ファイナンス支援等に係るアドバイザリー、クロスボーダー及び国内M&A取引に係る財務・事業デューデリジェンスに多数関与。また、投資・資金調達スキームの策定、事業プロセス改善手法を用いた組織再編アドバイス、事業戦略策定サポート等、事業・組織再編にかかわる様々なアドバイザリーサービスを提供。KPMG FAS参画後は、買収、合併、経営統合、グループ内事業再編等における統合プロセスをサポートするポストM&A統合アドバイザリーサービスにも従事している。慶応義塾大学卒。公認会計士。

概要 サブプライム問題の余波によりファイナンシャル・バイヤーのM&A投資にやや沈静化の兆しが見られるものの、成長戦略の一環として、あるいはノンコア事業の売却や業界再編、さらにはPEファンド等の出口戦略の必要性といった背景から、M&A、事業再編はなお活況を呈しており、また、その需要はいまだ潜在的に多く存在しているものと思われる。
M&Aにおける伝統的デューデリジェンスは、ターゲットの資産・負債を中心とする静態的かつ過去的な調査が中心であった。これに対して「戦略的デューデリジェンス」は、企業買収の対象がターゲットの将来収益力であり、売買価格が将来の事業計画をベースとした評価方法により検討されることを踏まえた、動態的かつ将来志向のデューデリジェンスである。戦略的デューデリジェンスにおいては、事業価値評価、シナジー評価等をにらんで、ターゲットの資産・負債のみならず、正常収益力や将来収益力を担保する内部環境や外部環境など多角的な視点からビジネス関連事項を把握する。さらに、従来は買収価格に直結するデューデリジェンスが偏重される傾向があったのに対し、近時、M&A後の統合や経営(PMI、PMM)の問題が顕在化するなかでPMI、PMMをも視野に入れた調査を行うものである。こうした戦略的デューデリジェンスはM&Aが活発化する状況下で、その手法も洗練化され、多くの実績が蓄積されてきた。
本講演では、最前線の実務に携わる講師の立場から、M&Aを真の成功に導くための戦略的デューデリジェンスの手法について、ビジネス、財務などの各種デューデリジェンス、さらには、発見事項と事業価値評価・契約条件などに至るまで、事例等を交えつつ、実務の実情に即して解説を行う。
セミナー詳細 1.戦略的デューデリジェンスとは(概説)~意義、プロセス、実施上のポイント

2.ビジネスデューデリジェンス 
    ・収益性分析 
    ・事業計画分析(スタンドアローン、シナジー)

3.財務デューデリジェンス及びその他のデューデリジェンス 
    ・分析対象と手続 
    ・分析におけるポイント

4.デューデリジェンスにおける発見事項とその対応、事業価値評価や契約条件への反映
   ~実務の実情を踏まえて 
    ・ビジネスデューデリジェンスにおける発見事項 
    ・財務デューデリジェンスにおける発見事項 
    ・その他のデューデリジェンスにおける発見事項

5.デューデリジェンスにおける発見事項とM&A後の統合・経営(PMI、PMM)
   ~実務の実情を踏まえて

6.ケーススタディ

7.質疑応答/ディスカッション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】
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