<金融庁検査官と元金融庁検査官の弁護士による対談>金融機関のマネロン等対策における有効性検証態勢 |
受講区分 |
会場 オンライン |
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開催日時 | 2025-07-04(金) 13:30~16:30 |
講師 |
金融庁 金融犯罪対策室課長補佐 森 由希 氏 弁護士法人中央総合法律事務所 弁護士 秋山 絵理子 氏
【森 由希 氏】 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 【本セミナーで得られること】 ・有効性検証に係る当局の方針及び目線 ・有効性検証に係る金融機関の取り組み状況及び課題 ・有効性検証に係る金融機関の好事例 ・実務での改善に活かせるヒント ・自主的な有効性検証を進めるチェックポイント 【推奨対象】 ・金融機関のマネロン等対策担当部門のマネジメント層、実務担当者 ・金融機関の内部監査部門のマネジメント層、実務担当者 ・AML/CFTの見直し・検証を担当されている方 ・システム会社等 【概要】 本セミナーでは、当局検査官と元当局検査官の弁護士が、当局の視点とそれを踏まえた金融機関におけるマネロン等対策の有効性検証実施態勢について、解説いたします。 これからの有効性検証に必要な視点と実務対応力が得られる貴重な機会です。 <第一部>金融機関における有効性検証に対する当局の視点(講師:森 由希 氏) 第一部では、FATF第5次相互審査に向けた有効性検証に係る当局の考え方、ディスカッション・ペーパーの概要、モニタリングの中で把握した金融機関における有効性検証態勢等について解説いたします。 <第二部>金融機関において有効性検証を行う際の留意点(講師:秋山 絵理子 氏) 金融庁やFATFによる監督が厳しさを増す中、マネーロンダリング・テロ資金供与対策(AML/CFT)の「有効性」が強く問われています。 この背景には、金融機関が直面するリスクに応じて、継続的にマネロン等リスク管理態勢を維持・高度化することが求められており、近年では「ルールを整えた」だけでは評価されず、実際にリスクが管理されているかが問われるフェーズに移ってきたことが挙げられます。 第二部では、AML/CFTにおける「有効性」が問われる背景を踏まえ、金融機関が行う有効性検証の着眼点や、内部検証の進め方を実務的に解説します。特に、内部監査部門との連携や検証時の視点といった、現場で直面しやすい課題に焦点を当て、実効性のある検証プロセス構築のヒントを提供します。あわせて、外部支援の活用方法についても取り上げ、実務対応力の底上げを図ります。 <第三部>講師による対談(講師:森 由希 氏・秋山 絵理子 氏) |
詳細 |
<第一部>13:30~14:20 金融機関における有効性検証に対する当局の視点(講師:森 由希 氏) 1.FATF第5次審査に向けた有効性検証とは 2.ディスカッション・ペーパーの概説 3.有効性検証に係る金融機関の取り組み状況及び課題 (1)当局におけるこれまでの有効性検証モニタリング (2)金融機関における有効性検証態勢 休憩 14:20~14:25 <第二部>14:25~15:15 金融機関において有効性検証を行う際の留意点(講師:秋山 絵理子 氏) 1.有効性が問われる背景 2.金融機関が有効性検証を行う際の着眼点 3.金融機関における有効性検証(内部検証)の進め方 (1)内部監査部門との連携の仕方 (2)検証の目線 4.外部支援の活用 休憩 15:15~15:25 <第三部>15:25~16:15 講師対談「有効性検証の好事例および今後の検査(対話)について」(講師:森 由希 氏・秋山 絵理子 氏) 1.取り組み好事例 2.有効性検証の対応留意事項 3.今後の検査(対話)の方法 16:15~16:30 質疑応答 ※事前質問がございます場合は、お申し込みフォーム「連絡事項欄」もしくは「お問い合わせフォーム」にて、ご連絡ください。 なお金融庁・森様へのご質問については、事前受付は7月1日まで、当日は時間及び人数によっては制限をさせていただきます。 ※ライブ配信当日にチャットからも、随時書き込んでいただけます。 ※講義中の録音、ビデオ・写真撮影はご遠慮ください。 |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |