<事例解説>金融機関のコンプライアンス・不祥事の動向と平時・有事に求められるコンプライアンス・リスク管理態勢 |
受講区分 |
会場 オンライン |
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開催日時 | 2025-06-26(木) 9:30~12:30 |
講師 |
デロイト トーマツ リスクアドバイザリー合同会社 渡邉 仁 氏(元金融庁総合政策局勤務) 今野 雅司 氏(元金融庁検査局専門検査官)
【渡邉 仁 氏】 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 【本セミナーで得られること】 ・当局目線も踏まえた、金融機関不祥事の最新動向やトレンドの理解 ・不祥事予防・対応のためのコンプライアンス・リスク管理態勢の構築や具体的なアクションの理解 【推奨対象】 金融機関の法務・コンプライアンス部門、リスク管理部門、内部監査部門、経営企画部門 【概要】 2018年に金融庁が「コンプライアンス・リスク管理基本方針」を公表して以後、金融機関においては、「リスクベース」でのコンプライアンス・リスク管理を志向すべく、不祥事が顕在化する以前での予兆管理・未然防止に向けたさまざまな施策を検討・実施しています。 他方で、顧客情報管理に関する保険会社に対する行政処分等、「ルールベース」の法規制に抵触する不祥事は相変わらず発生しているほか、2024年後半以降、金融機関や当局職員によるインサイダー、顧客宅に火を放った強盗殺人未遂、貸金庫に保管された顧客の財物窃取等、これまであまり想定されてこなかった職員による不祥事も複数発生しています。 これら不祥事では、多くの事例で「ガバナンス」「企業文化」等、共通の根本原因が指摘される一方、その具体的な内容や求められるアクションは事案や個別の金融機関ごとの実情に応じて違いがみられます。 本セミナーでは、これら金融機関の最近の不祥事に関し、当局目線等を踏まえた動向を紹介するほか、一定の不祥事が発生することを前提とした場合の金融機関が検討すべき事項について、整理いたします。 |
詳細 |
1.伝統的不祥事の状況 (1)トレンド (2)個別案件 2.当局が関心を寄せる不祥事の類型(個別行政処分事例を中心に) (1)顧客情報管理 (2)保険代理店 (3)AML/CFT (4)金商法違反 3.直近の金融機関を巡る不祥事の動向・背景事情 (1)発覚後の対応とステークホルダーとのコミュニケーション (2)再発防止策の検討状況 4.これらの不祥事等を踏まえて金融機関が検討すべき事項 (1)「発見統制」の重要性 (2)「不正のトライアングル」と対応策の検討(企業風土上の課題に対する対応を含む) (3)「3ラインモデル」の役割の再検証 5.質疑応答 ※事前質問がございます場合は、お申し込みフォーム「連絡事項欄」もしくは「お問い合わせフォーム」にて、ご連絡ください。 ※ライブ配信当日にチャットからも、随時書き込んでいただけます。 ※講義中の録音、ビデオ・写真撮影はご遠慮ください。 |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |