金融機関の内部監査における生成AIの最新実務活用ポイント |
受講区分 |
会場 オンライン |
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開催日時 | 2025-06-06(金) 13:30~15:30 |
講師 |
PwC Japan有限責任監査法人 吉澤 豪 氏 ディレクター 三原 亮介 氏 マネージャー 伊藤 敦彦 氏 マネージャー
【吉澤 豪 氏】 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 【本セミナーで得られること】 ・金融内部監査実務における生成AI活用の最新トレンドと適用の可能性 ・生成AI技術の実務適用に関する最新ユースケースと課題への対応 ・AIガバナンスに係る規制・ガイドラインに関する国内外の動向と内部監査に求められる対応 ・生成AI技術の業務適用を成功させるための実践的なTipsと工夫 【推奨対象】 金融機関の内部監査業務に携わる方、リスク管理部門の方 【概要】 金融サービスは、社会状況の変化や技術革新に迅速に適応することが求められています。特に近年注目を集める生成AI(ジェネレーティブAI)は、新しい技術の活用によって金融業界における新たな価値創造や効率改善の可能性を提供しています。 本セミナーでは、生成AIを活用した次世代監査の実現に向けた新たなアプローチについて紹介します。特に、AIエージェント、ローカルLLM、RAG(Retrieval-Augmented Generation)、音声・画像などのマルチモーダル技術を活用し、内部監査、リスク管理、コンプライアンス業務の効率化と高度化を図る方法を提案します。 具体的には、監査プログラムと内部統制テストの実施、調書作成の自動化、すべての証憑のレビュー、ブロードリスニング手法等を活用した議事録やアンケート分析、メールなどのコミュニケーションデータの感情分析などの新規ソリューションや実務への導入事例を解説します。特に、一般的なルールベースや探索的データ分析による監査アプローチが適用しにくい対象に対して、生成AIを活用した試査を経て精査に至る新しいリスクアプローチとして、リアルタイム監査やリアルタイムモニタリングを可能にする次世代の内部統制構築を目指した、新たな監査手法についても取り上げます。 さらに、AIガバナンスの最新動向に触れながら、金融機関における生成AIの利用におけるリスク管理や内部監査のあり方について考察します。 <span style="font-weight:bold">生成AIの活用によってもたらされる新たな可能性を、具体的なデモや最新情報を交えながら分かりやすく解説いたします。</span> |
詳細 |
1.金融機関の内部監査における生成AIの利用可能性とトレンド (1)生成AIの登場から現在までの流れ (2)導入にあたって認識しておくべき課題 (3)AI活用の最新トレンドと今後の展望 2.生成AIを用いた内部監査実務にむけての最新ユースケース (1)金融分野の法律条文やガイドライン文書からの情報抽出 (2)過去のメール文書を根拠とした回答生成 (3)特定分野に特化したAIモデルの開発 (4)準拠性監査プログラムと内部統制テストの自動実施 (5)全件の証憑レビューと新しいリスクアプローチ (6)ブロードリスニングを活用したコンプライアンスリスク評価とカルチャー監査の真因分析 (7)外部環境変化が与える影響の検討とリスク評価 (8)メールなどのコミュニケーションデータの感情分析によるリスク評価 (9)GRCツールと連携した監査調書の自動作成 (10)AIエージェントを活用した調査 3.AIガバナンスの動向および金融機関に求められる対応 (1)国内外のAIガバナンスの動向 (2)AIに関するリスクと金融機関に求められる対応 (3)実効性のあるAIガバナンスの構築 (4)内部監査の観点 4.質疑応答 ※事前質問がございます場合は、お申し込みフォーム「連絡事項欄」もしくは「お問い合わせフォーム」にて、ご連絡ください。 ※ライブ配信当日にチャットからも、随時書き込んでいただけます。 ※講義中の録音、ビデオ・写真撮影はご遠慮ください。 |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |