【リバイバル配信】バーゼルIII最終化の2025年本番運用に向けた信用リスク・アセット算定の実務と検証ポイント

~標準的手法を中心に~
受講区分 オンライン
開催日時 2025-02-26(水) 13:00~13:00
講師 有限責任 あずさ監査法人
ディレクター
荒井 清太 氏
マネジャー
武井 紀和 氏

【荒井 清太 氏】
経歴:大手邦銀に入行後、国内事業法人・個人向け貸付業務に従事。2004 年に有限責任 あずさ監査法人に入所。入所後は、一貫して主に金融機関等向けにバーゼル規制対応等のアドバイザリー業務を従事。

【武井 紀和 氏】
経歴:2014年有限責任 あずさ監査法人入所。入所後は、国内大手金融機関及び地域金融機関、外資系金融機関、アセットマネジメント会社向けバーゼル関連等アドバイザリー業務に従事。
資格:米国公認会計士、公認情報システム監査人

概要 ※本セミナーは2025/2/21に開催・収録したセミナーの<a href="https://seminar-info.jp/ondemand/">リバイバル配信</a>です。

【本セミナーで得られること】
・バーゼルIII最終化の信用リスク・アセット算定方法に関する基礎的な知識と理解
・内部監査等における主な検証ポイントの理解
・ファンドの信用リスク・アセット算定方法の実務上の留意点の理解

【推奨対象】
金融機関のリスク管理部門、内部監査部門、営業部門の実務担当者
アセットマネジメント会社のファンド算定業務を担う計理部門、レポーティング部門、
投資家金融機関を担当される営業部門の担当者

【概要】
大部分の標準的手法採用行(国内基準)は2025年3月期からバーゼルIII最終化が適用されます。自己資本比率は早期是正措置の対象とする重要な健全性指標であることから、算定結果の正確性を担保するため堅確な算定態勢を整備することが望まれます。
既にバーゼルIII最終化を適用している内部格付手法採用行においても、現状、所要自己資本の額が資本フロア値に抵触していなくとも、今後、経過措置が段階的に終了することにより資本フロア値に抵触する蓋然性が高まることも想定されます。現状の資本フロア値の算定にあたり保守的に算定していた標準的手法への対応について、なるべく資本フロア値の抵触を回避するため、標準的手法の算定方法の精緻化を図る必要があるといった問題意識を持たれている金融機関の声も聞かれます。
また、ファンドの運用等を行うアセットマネジメント会社においても、ファンド投資家である金融機関のバーゼルIII最終化対応にあたり、新たなデータの提供や変更となる規制要件を踏まえた信用リスク・アセット額の算定等、新たな対応が求められています。
そこで、本セミナーでは、規制ルールがより複雑化した信用リスク標準的手法の改正点を踏まえた上で、2025年3月末以降の本番運用において信用リスクアセットの算定結果の正確性を検証すべきポイントや実務上の留意点を分かりやすく解説します。
また、アセットマネジメント会社様等向けを想定し、バーゼルIII最終化に基づくファンドの算定方法の実務上の留意点を説明します。
詳細 1.信用リスク・アセット算定方法の改正点
(1)オン・バランス取引
(2)オフ・バランス取引 
(3)デリバティブ取引 
(4)内部格付手法

2.内部監査等における主な検証ポイント
(1)想定される主な監査要点
(2)主な検証ポイント

3.ファンドの算定方法の実務上の論点及び留意点
(1)算出実務上の主な論点
(2)主なファンドスキーム毎の留意点

4.まとめ
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