【リバイバル配信】クロスボーダー融資の法務・実務とLMA契約雛型の解説

受講区分 オンライン
開催日時 2025-03-06(木) 13:00~13:00
講師 渥美坂井法律事務所・外国法共同事業
弁護士
吉岡 慎二 氏

経歴:1995年 日本開発銀行(現・(株)日本政策投資銀行)入行。約12年にわたり法務部門に所属し、国内及びクロスボーダーの投融資業務を法務面からサポート。2021年に同行を退職後、司法修習を経て2022年より現職。主に金融法務を担当。
資格:弁護士(日本国および米国NY州)
論文:「アジア企業向けクロスボーダー融資に係る法務の概説」金融法務事情5月25日号(2017)ほか

概要 ※本セミナーは2025/3/5に開催・収録したセミナーの<a href="https://seminar-info.jp/ondemand/">リバイバル配信</a>です。

【本セミナーで得られること】
・クロスボーダー融資案件に取り組む際の法的留意点(規制等)
・LMA貸付契約雛型の構造・条文の理解
・クロスボーダー融資における債権保全策(保証・担保等)にかかる留意点

【推奨対象】
金融機関におけるクロスボーダー融資の担当者、法務部門、投融資部門、運用部門

【概要】
国内の市場縮小を踏まえ、金融機関業務においては海外貸出の比重が高まっています。本セミナーでは金融機関のクロスボーダー融資担当者を主たる対象として、政府系銀行において同融資にかかる法律実務の経験を有する弁護士が法務・実務を解説するとともに、LMA(Loan Market Association/国際ローン市場協会)貸付契約雛型の構造や主要規定につき説明します。
詳細 1.借入人所在国における融資関連規制や課税への対応
(1)融資関連規制の確認及び対応
(2)利子に対する源泉課税の確認及び対応

2.クロスボーダー融資に用いられる契約の総論
(1)準拠法
(2)紛争解決手段

3.LMA貸付契約雛型の解説
(1)LMA契約雛型とJSLA契約雛型の比較
(2)LIBOR廃止後の金利適用メカニズムの規定
(3)債権管理・回収にかかるLMA契約雛型の条項と国内融資契約との違い

4.保証・担保のポイント
(1)クロスボーダー融資における保証と補償
(2)日本法の保証概念(連帯保証・根保証)をどう規定するか
(3)外国担保にかかる要確認・検討事項

5.リーガルオピニオン
(1)オピニオンを取得すべき場合
(2)オピニオンの記載事項確認の留意点


<2025/3/5開催時>
~参加業界~
都市銀行、ネット系銀行、システム会社、法律事務所

~受講者の声~
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クロスボーダー融資の概況を知りたく受講しました。やや難しく思いましたが、わかりやすく解説いただけて勉強になりました。

LMA契約について詳細に解説いただけたため、大変参考になりました。業務にも活かしていこうと思います。
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