【リバイバル配信】金融機関における金利上昇期の住宅ローン・アパートローンの収益・リスク管理高度化

受講区分 オンライン
開催日時 2024-12-12(木) 13:00~13:00
講師 株式会社浜銀総合研究所 
情報戦略コンサルティング部
担当部長・上席主任研究員 岡部 雄一郎 氏
上席主任研究員 小柳 誠 氏

【岡部 雄一郎 氏】
経歴:慶應義塾大学大学院理工学研究科修了後、浜銀総合研究所に入社。金融機関におけるリスク管理およびマーケティングの分野のコンサルティングに従事。

【小柳 誠 氏】
経歴:東北大学大学院経済学研究科修了後、浜銀総合研究所に入社。住宅ローン収益・リスク管理のほか、信用リスク管理(法人・個人)全般、バーゼルⅢ対応、IRRBB対応、流動性規制対応、金融機関の気候変動開示対応等の幅広い分野でデータ分析を中心としたコンサルティング等に従事。

概要 ※本セミナーは2024/12/11に開催・収録したセミナーの<a href="https://seminar-info.jp/ondemand/">リバイバル配信</a>です。

【本セミナーで得られること】
・住宅ローンの収益・リスク管理に関する知識と理解
・アパートローンの初期与信管理、収益管理、途上管理に関する知識と理解

【推奨対象】
金融機関のリスク管理部門、融資・審査部門、リスク統括部門、監査部門、
経営企画部門の責任者・実務担当者

【概要】
多くの金融機関では住宅・アパートローン残高を着々と増加させており、リスク・収益管理の必要性がますます高まっています。一方で、住宅・アパートローンに内在するリスクは多種多様な特性を持つため、リスク・収益管理は容易ではありません。たとえば、住宅ローンの特性として貸出期間が長く、初期与信時(申込時)以外の債務者情報が少ない特徴、デフォルトの期間構造(経年効果・シーズニング効果)やプリペイメントの期間構造など時間軸に関わる特性を多く持っており、評価を難しくしています。日銀による政策金利の引き上げを受けた市場金利の上昇により、ますますリスク・収益管理は重要となります。
本セミナーでは、生涯収益の考え方からデータの収集、分析方法、途上管理などを実務的な観点から解説していきます。また、最新のリスク・収益管理の動向についても解説します。
詳細 1.はじめに
(1)住宅ローン収益・リスク管理の最新動向
(2)住宅ローン収益・リスク管理のポイント

2.住宅ローンのリスク管理
(1)プール区分の作成とプール管理
(2)デフォルトのシーズニング効果
(3)LGD(デフォルト時損失率)の推定
(4)プリペイメントリスクとモデル化

3.金利等その他の要因
(1)将来の適用金利、調達コスト
(2)将来の債務者の金利選択
(3)経費率、将来の団信保険料

4.住宅ローンの収益管理
(1)生涯収益に基づく収益管理とそのポイント
(2)シナリオシミュレーション
(3)付帯取引を考慮した総合採算

5.はじめに
(1)アパートローン管理のポイント
(2)アパートローン分析のフレームワーク

6.アパートローンのデータ整備
(1)債務者データ、物件データ、途上データの取得と蓄積

7.アパートローンの途上管理
(1)DSCR(元利金返済カバー率)の把握
(2)賃料・空室率の分析
(3)物件のキャッシュフロー分析
(4)人口動態を踏まえた将来の空室率の予測

8.アパートローンの収益管理
(1)生涯収益の分析
(2)実務への応用

9.まとめ
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