【リバイバル配信】金融機関における不祥事の根本原因と予防策

~不正のトライアングルの限界と組織風土の評価・改善策まで~
受講区分 オンライン
開催日時 2024-11-29(金) 13:00~13:00
講師 三浦法律事務所
パートナー弁護士
公認会計士(元金融庁検査局専門検査官)
木内 敬 氏

経歴:1998年~2004年:公認会計士として金融機関の会計監査に従事。2006年~2019年:長島・大野・常松法律事務所にて金融規制、危機管理等に従事。2011年~2013年:金融庁検査局出向。2019年~:三浦法律事務所パートナー。2021年~2022年三菱電機ガバナンスレビュー委員会委員。
資格:弁護士、公認会計士
書籍:「金融機関における不祥事への新しいアプローチ」(銀行実務2022年11月号)「不適切会計対応の実務」(商事法務)他

概要 ※本セミナーは2024/11/28に開催・収録したセミナーの<a href="https://seminar-info.jp/ondemand/">リバイバル配信</a>です。

【本セミナーで得られること】
・不祥事発生のメカニズムに関する基礎的な理解
・組織風土とは何か、その改善策
・組織風土に関する監査・第三者評価の方法

【推奨対象】
金融機関のコンプライアンス部門・リスク統括部門・内部監査部門・責任者・実務担当者

【概要】
不祥事が発覚した場合、調査委員会を設置し、再発防止策を策定する実務ができて10年以上経過し、「コンプラ疲れ」と言われるほどコンプライアンスが叫ばれていますが、未だに長期・大型の不祥事が発覚する事例が後を絶ちません。これら長期・大型の組織不正の原因を分析すると組織風土に共通する問題点が見られ、また、従来の不正のトライアングルによる分析に限界があることなどが分かってきました。
本セミナーでは、長年に渡り、不祥事の調査・再発防止策の策定に携わってきた弁護士・公認会計士により、不祥事の根本原因としての組織風土とその評価・改善策を解説します。
詳細 1.近時の不祥事の傾向・原因
(1)保険業界におけるカルテルと電力業界におけるカルテル
(2)損保会社における行政処分事例
(3)証券会社における相場操縦事例
(4)品質不正事案における教訓

2.不祥事発生のメカニズム
(1)不正のトライアングルとは?
(2)不正のトライアングルは有効か?
(3)ポイントは組織風土
(4)人はなぜ過ちを認めないのかー認知的不協和ー
(5)道徳的束縛からの解放メカニズム

3.近時の不祥事の傾向に基づく予防策
(1)内部統制の限界、コンプラ疲れ
(2)組織風土とは何か、その改善策
(3)組織風土の監査・第三者評価の方法
(4)心理的安全性の測定方法と改善策
(5)風通しのよい組織と働きやすい組織は違う
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