【リバイバル配信】金融機関における内部監査の高度化

~DX及びサステナビリティへの対応を踏まえて~
受講区分 オンライン
開催日時 2023-12-15(金) 13:00~13:00
講師 一橋大学大学院
経営管理研究科 
客員教授
(元金融庁 総合政策局長)
佐々木 清隆 氏

(ささき きよたか)
経歴:1983年大蔵省(現財務省)入省、OECD(パリ)、IMF(ワシントンD.C.)職員、金融庁検査局審議官、公認会計士・監査審査会事務局長、証券取引等監視委員会事務局長、総括審議官を経て、2019年7月金融庁総合政策局長退官
専門分野:金融規制監督監視全般、リスク管理、コーポレートガバナンス、内部監査、コンプライアンス、AML/CFT、金融DX、サイバーセキュリティ、危機管理、不正調査等

概要 ※本セミナーは2023/12/14に開催・収録したセミナーのリバイバル配信です。

金融機関における3線管理の一つとしての内部監査は従来から重要な役割を果たしており、金融監督の上でも重視されている。現在急速に進展するDX(デジタルトランスフォーメーション)に伴う金融機関のビジネスモデル及びリスクプロファイルの変化は、それに対応した内部監査の高度化を求めている。さらに気候変動やサステナビリティへの対応が金融機関に求められる中で、内部監査の更なる高度化が必要になっている。本セミナーでは、金融庁勤務時代一貫して内部監査を重視しその高度化に関与してきた経験がある講師が、今後の内部監査に求められる役割や内容について解説します。

【本セミナーで得られること】
・金融機関における内部監査の役割と発展段階の理解
・DXに伴う内部監査の高度化の必要性とポイント
・気候変動やサステナビリティへの対応の上での内部監査の役割

【推奨対象】
金融機関の内部監査部門、リスク管理部門、経営企画部門、それぞれの担当役員、取締役、監査役(監査委員)
詳細 1.内部監査の発展段階
(1)事務不備検査 (Ver.1.0)
(2)リスクベース監査 (Ver.2.0)
(3)経営監査 (Ver.3.0)

2.DXに対応した内部監査 (Ver. 4.0)
(1)DX対応のポイント
(2)DXに伴う内部監査の高度化(Ver.4.0)
(3)DXにdisruptされない内部監査

3.サステナビリティに対応した内部監査(Ver.5.0)
(1)3 lines of defense(三つの防衛線)から3 lines modelへの変化
(2)サステナビリティへの金融機関の対応
(3)サステナビリティに対応した内部監査の高度化(Ver.5.0)


~参加業界~
損害保険、生命保険、信用金庫、地方銀行、アセマネ、ネット系銀行、信託銀行、政府系銀行、証券会社、都市銀行

~受講者の声~
================================
説明が分かりやすく、また講師による当局の考えや見解等を聞けたため、非常に有意義なセミナーで大変満足でした。

更なる高度化の目指すべき部分について理解が深まりました。当局の考えや、講師の見解を踏まえた今後の展望やすべきことが整理できました。
================================
お問合わせ 株式会社セミナーインフォ  セミナー運営事務局
TEL : 03-3239-6544   FAX : 03-3239-6545   E-mail : customer@seminar-info.jp