【長期配信】金融機関におけるモデル・リスク管理の概要と大規模言語モデル(生成系AI)の最新動向

~金融庁「モデル・リスク管理に関する原則」の解説、国際的動向、AIモデルの台頭と新たな検証観点について~
受講区分 オンライン
開催日時 2023-12-20(水) 13:00~13:00
講師 デロイト トーマツ リスクアドバイザリー合同会社
マネジャー
(元金融庁監督局勤務)
東木 圭一郎 氏

(とうのき けいいちろう)
略歴:大手SIerにて金融機関のバーゼル規制対応のためのシステム構築に従事し、市場リスク、流動性リスク分野を担当。その後、2015年に有限責任監査法人トーマツに入所し、多数のリスク管理関連プロジェクトに従事。2018年から3年間、金融庁監督局証券課、外国証券等モニタリング室へ出向し、モデル・リスク管理(MRM)に関するモニタリングと国内のMRM高度化のためのガイダンス作成の企画、執筆、公表に従事。2021年8月から帰任し現職。
(「モデル・リスク管理に関する原則」令和3年11月12日公表)
書籍:金融庁「モデル・リスク管理に関する原則」の狙いと要点解説、「八つの原則」に基づきモデル・リスク管理態勢の強化を(週刊金融財政事情2021.12.14掲載記事共著)、「リスクマネジメント 変化をとらえよ」(共著・日経BP)

概要 ※本セミナーは2023/12/19に開催・収録したセミナーの長期配信です。

北米や欧州地域において、10年前から取り組まれてきたモデル・リスク管理(MRM)について、本邦においても本格的に取り組むべく金融庁からも2021年11月に「モデル・リスクに関する原則」が公表されました。北米におけるプラクティスの蓄積を参考にしつつ、本邦のガイドラインに沿って取り組むべきポイントについて解説します。また、直近の国際的動向も含め、昨今の台頭が激しい大規模言語モデル等のAIモデルについての考慮すべきポイントについても解説いたします。

※本セミナーは最新情報を解説するため、HP掲載内容と実際の講演の詳細項目が異なる場合がございます。予めご了承ください。

【本セミナーで得られること】
・金融庁「モデル・リスク管理(MRM原則)」が求めるガバナンス水準の理解
・モデル・リスク管理(MRM)に関する国際的動向の理解
・実務運用プロセス構築におけるポイント
・大規模言語モデル等のAIモデル導入における留意点

【推奨対象】
銀行・証券会社・保険会社のリスク管理部門、内部監査部門、モデル活用部門、DX推進部門、コンプライアンス部門、融資企画部門等の責任者・実務担当者
詳細 1.金融庁「モデル・リスク管理に関する原則」の概要と詳細
(1)本邦内の動向
(2)当局の方針
(3)3つの重要な概念、8つの原則
(4)本邦内金融機関のアプローチ
 (a)1線・2線の連携
 (b)ガバナンスを重視した制度設計
 (c)内部統制のポイント

2.モデル・リスク管理を取りまく国際的な動向
(1)米国G-SIBsの動向
(2)本邦外金融機関のアプローチ

3.大規模言語モデル等のAIモデルの台頭と検証のポイント
(1)AI、生成系AI(ChatGPT)、MLとは
(2)本邦内外のAIガイドラインの概要
(3)AIモデルの留意点と検証ポイント


~参加業界~
都市銀行、システム会社、保険会社 他

~受講者の声~
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モデル・リスク管理の国内外の動向やガバナンスのあるべき姿がよくわかりました。また、資料がわかりやすくまとまっており理解が深まりました。

1線・2線のモデル・リスク管理における役割について改めて理解できました。また、AIとモデル・リスク管理がどうかかわってくるのか紹介されており参考になりました。
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