【リバイバル配信】2023事務年度の金融行政方針を読み解く

~構造的な環境変化の中での金融行政~
受講区分 オンライン
開催日時 2023-10-04(水) 13:00~13:00
講師 専修大学 商学部
教授
渡邊 隆彦 氏

(わたなべ たかひこ)
経歴:1986年東京大学工学部卒、1992年MIT経営大学院修了。三菱UFJ銀行(現)にて主に投資銀行業務を担当後、MUFGコンプラ統括部長、国際企画部部長を歴任。2013年4月より現職。ガバナンス・コンプラを中心に企業向け講演実績多数。現在、日本郵政「グループコンダクト向上委員会」委員等も務める。

概要 ※本セミナーは2023/10/3に開催・収録したセミナーのリバイバル配信です。

栗田照久長官が就任してから初めての「金融行政方針」が8月29日に公表されました。
この「金融行政方針」は、昨事務年度の同方針で打ち出した施策の進捗評価・分析結果と、それを踏まえての今後の目標と進め方をとりまとめたものであり、金融庁の課題認識が網羅されたペーパーです。「2023事務年度金融行政方針」では、岸田政権が掲げる「資産運用立国」に向けた基本方針をはじめ、金融庁が今後1年間にわたって重点を置くポイントが示されています。
本セミナーでは、この最新版「金融行政方針」を読み解きながら、各金融機関がどのようなアクションをとれば良いのか、金融庁の問題意識を踏まえたうえで解説します。他の金融庁公表資料も参照しながら、今後の金融行政の姿を多角的に俯瞰してまいります。

【本セミナーで得られること】
・2023事務年度「金融行政方針」の要点
・金融庁の問題意識と行政スタンスに関する理解
・金融機関の課題と戦略の方向性の把握

【推奨対象】
金融機関や金融サービス関連企業にお勤めの方。日本の金融業の課題と方向性を俯瞰するセミナーですので、ふだん金融庁や財務局と接点のない方にとっても有意義な内容です。
詳細 1.金融行政の基本スタンス
(1)金融行政の目標
(2)金融行政の改革

2.経済や国民生活の安定と成長に向けて
(1)事業者支援の徹底
(2)事業者支援能力の向上 ~ヒト・情報・デジタル化~

3.成長と資産所得の好循環に向けて ~資産運用立国の実現、資産所得倍増プランの推進~
(1)資産運用の高度化
(2)新NISAの普及・活用促進
(3)金融経済教育の充実
(4)金融庁による環境整備 ~スタートアップ支援等~

4.業態横断的なテーマ
(1)経営基盤の強化と健全性の確保
(2)顧客本位の業務運営
(3)共生社会を目指して ~顧客に寄り添った金融サービス~
(4)マネロン・テロ資金供与・拡散金融対策
(5)特殊詐欺、不正送金等の防止
(6)サイバーセキュリティの強化
(7)システムリスク管理態勢の強化(システム障害対応)
(8)その他のリスクへの対応(経済安全保障対応等)

5.業態別のテーマ ~健全かつ持続可能なビジネスモデルの構築・定着~
(1)主要行
(2)地域金融機関
(3)保険会社
(4)証券会社等

6.新たな成長に向けての環境整備 ~サステナブル、デジタル、グローバル~
(1)サステナブルファイナンスの推進
(2)デジタル社会の実現
(3)国際金融センターの実現に向けて

7.金融庁の取組み


~参加業界~
生命保険、ネット系銀行、地方銀行、システム会社、労働金庫、政府系銀行

~受講者の声~
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23事務年度の行政方針について、要点を分かりやすくご解説いただけたため良かったです。

このセミナーの機会を活用し、23事務年度の行政方針とじっくりと向かい合う時間として有効利用できました。
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