【リバイバル配信】金融機関における内部監査実務の基礎と高度化

~経営監査に向けた監査実施プロセス(リスクアセスメント・監査実施・監査報告)の要点解説~
受講区分 オンライン
開催日時 2023-08-28(月) 13:00~13:00
講師 PwCあらた有限責任監査法人
シニアマネージャー
小林 康宏 氏

(こばやし やすひろ)
経歴:PwCあらた有限責任監査法人において、15年以上金融業に特化し、金融機関の内部統制の保証業務や財務諸表監査の他、SOX導入支援業務や内部監査のアドバイザリー業務に従事している。2018年より2年間、金融庁総合政策局に金融証券検査官として出向し、 大手金融機関や地域金融機関の内部監査の実態調査、海外G-SIFIsの内部監査部門その他内部監査の有識者から最新事例の収集し、「内部監査レポート」の2段階から4段階の内容について執筆する他、地方銀行のオンサイト検査に参加し、内部監査の他、1線及び2線、監査等委員会、取締役会を含めたガバナンス全般を担当。ガバナンスのみならず、営業店に対するヒアリング結果に基づいた経営理念や経営戦略の浸透に関する改善提案を実施。帰任後は、金融庁の経験を活かし、メガバンク、大手銀行、大手証券会社、大手信託銀行、大手保険会社の外部評価や内部監査高度化に従事。
資格:公認会計士
書籍:「金融機関の規制対応と内部監査」(共著):中央経済社

概要 ※本セミナーは2023/08/25に開催・収録したセミナーのリバイバル配信です。

2019年に金融庁が「金融機関における内部監査の高度化の現状と課題」公表してから、内部監査高度化に加速がつき、第二段階をクリアし第三段階の「経営監査」を志向する金融機関が増えてきております。「経営監査」を実現するためには、内部監査部門は、会社の経営戦略やガバナンス全体の理解を踏まえ、「実質・全体・未来」の観点から、内部監査を実施する必要があります。本研修では、新任者向けに、「経営監査」の観点から、組織レベルのリスクアセスメントから、監査実施、監査報告に至る、監査実施の各プロセスにおける要点を解説します。

【本セミナーで得られること】
・「経営監査」の求められる背景や本質
・「経営監査」実現に向けた、各監査実施プロセスにおける要点

【推奨対象】
金融機関における内部監査部門の実務担当者ならびに新任者
「経営監査」に求められる具体的監査実務のプロセス自己点検(or評価)と実務の見直しがしたい方、要点整理したい方
詳細 1.内部監査の高度化の現状と課題
(1)各金融機関の現状
(2)各金融機関の課題整理

2.内部監査の目的と経営監査に求められる視点・要点整理
(1)内部監査の目的
(2)経営監査の内容
(3)経営監査が求められる背景
(4)経営監査実践上のポイント
(5)各金融機関における経営監査の内容・水準

3.監査計画
(1)組織レベルのリスクアセスメント
(2)年次監査計画
(3)継続的モニタリング

4.個別監査業務
(1)個別監査レベルのリスクアセスメント
(2)個別監査計画
(3)内部統制の理解・整理
(4)監査プログラム
(5)検証手続(根本原因分析)
(6)監査調書

5.報告
(1)監査報告・マネジメント報告
(2)指摘事項のフォローアップ
お問合わせ 株式会社セミナーインフォ  セミナー運営事務局
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