【長期配信】金融機関におけるESG・AML/CFTの影響も踏まえたサードパーティリスク管理の実践

受講区分 オンライン
開催日時 2023-08-24(木) 13:00~13:00
講師 弁護士法人中央総合法律事務所
パートナー弁護士(日本・NY)
金澤 浩志 氏

(かなざわ こうじ)
経歴:2004年10月弁護士登録、2013年8月ニューヨーク州弁護士登録。2014年1月~2015年12月金融庁監督局総務課(法令等遵守調査室を併任)に任期付公務員として勤務。上場企業や金融機関の社外役員を務め、金融機関のガバナンスやAML/CFT、個人情報保護等のコンプライアンス、金融規制に係るアドバイス業務に従事している。
書籍:主な著書として、 「内部通報制度の理論と実務〔第2版〕」(商事法務・共著)、「金融機関行職員のためのマネー・ローンダリング対策Q&A」[第3版](経済法令研究会・共著)、「企業不祥事のケーススタディ 実例と裁判例」(商事法務・共著)等。

概要 ※本セミナーは2023/8/23に開催・収録したセミナーの長期配信です。

デジタライゼーションの進展に伴う金融機能の解体・再構築が進む中、金融機関においては、様々な機能の担い手との間の連携機会が拡大しています。金融サービス仲介業者を通じたサービス提供や、BaaSやEmbeddedFinanceなどの金融と非金融の連携を通じた新たなサービスも誕生しています。一方で、金融機関にはESG・人権の観点での取組みや、AML/CFT態勢の強化等が強く求められるようになっており、連携先のサードパーティリスク管理を高度化する必要性が増しているといえます。
本セミナーでは、このような状況下で、金融機関として、サードパーティリスクを低減していくためにどのように対応していく必要があるかについて、外部委託先やカウンターパーティにおける適切な体制構築状況の検証等の具体的な実践方法も含めて解説いたします。
なお、金融機関におけるオペレーショナル・レジリエンス確保の文脈におけるリスク管理についても言及する予定ですが、本セミナーにおいてはより幅広な観点からサードパーティリスクを捉えて解説することを想定しています。

※本セミナーは2022年8月25日開催セミナーのアップデートとなります。
<a href="https://seminar-info.jp/entry/seminars/view/1/5688/">金融機関におけるサードパーティリスク管理とESG・AML/CFTの観点も踏まえたリスク低減の実践</a>

【本セミナーで得られること】
・金融機関におけるサードパーティーリスク(外部委託先)管理の留意点
・サードパーティー連携に伴う周辺リスクの可能性およびその対応について

【推奨対象】
金融機関のリスク管理・コンプライアンス部門、監査部門、業務部、
経営企画部門、事業会社、コンサルティング会社
詳細 1.サードパーティとの連携機会の拡大とリスク管理の必要性
(1)金融サービスの提供のあり方の変化とサードパーティとの連携
(2)金融機関に対する社会的要請とこれに伴うリスク
(3)オペレーショナル・レジリエンスの確保の要請
(4)リスクベース・アプローチや3つの防衛線の考え方を踏まえた体制

2.サードパーティとの連携に伴うリスク
(1)システム障害、サイバーリスク、情報漏えい
(2)金融犯罪、マネー・ローンダリング
(3)ハラスメント、人権侵害等のESG関連リスク

3.サードパーティリスク管理の実践
(1)サードパーティ側に生じるリスク管理のためのフレームワーク・点検項目
(2)事業者間連携から生じるリスクの管理のためのフレームワーク・点検項目
(3)オペレーショナル・レジリエンスの確保の要請を踏まえたサードパーティリスク、フォースパーティリスク管理のあり方
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