【人気講座】今事務年度金融行政方針等への対応と経営監査の重要論点

~経営に資する内部監査のためのスキルアップのキーポイント~
受講区分 会場
オンライン
開催日時 2023-09-28(木) 13:30~16:30
講師 株式会社電研
代表取締役
内部監査高度化センター所長
(元 金融庁検査局統括検査官第6部門長)
武藤 制揮 氏

(むとう せいき)
経歴:元金融庁検査局統括検査官第6部門長。主任検査官として外資系大手金融機関22社及びメガバンク海外4拠点の金融検査を含め、銀行、保険、証券、信託、投信投資顧問、ネット銀行、政府系等62社の金融検査を実施。その後、PwCあらた有限責任監査法人ディレクターとして大手金融機関36社の内部監査の外部品質評価や高度化支援を実施。2019年に株式会社電研を設立し大手金融機関や外資系金融機関の内部監査の高度化支援やコソーシング(システム監査、テーマ監査等)に従事。金融庁入庁前は、東京大学工学部卒業後、総合商社および本邦主要銀行で営業や市場業務を担当。内部監査のスキルアップの講師としては、セミナーインフォ、日本証券業協会、全国信用金庫協会、日本金融監査協会、全国地方銀行協会、第二地方銀行協会、大手金融機関等に対し、2014年からこれまでに208回の講演を実施。
【著作】
「元金融庁主任検査官が解説する業務上の留意点」(Monthly信用金庫 年間連載)
「金融機関の規制対応と内部監査」(共著)(中央経済社)

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 「金融機関の内部監査の高度化に向けた現状と課題」の公表から4年以上が経過し、金融機関の内部監査の最前線では、第3段階(経営監査)をほぼ達成し、第4段階への取組みが開始されました。こうした中、金融当局からは、今事務年度金融行政方針を含め、さまざまな領域について重要な資料が公表されており、金融当局の方向性を把握した上で、内部監査の着眼点や目線を的確に調整していく必要があります。
また、経営に資する監査について、これまでの蓄積や成果を再確認し、残された課題を早急に解決して内部監査現場の実務的なスキルをさらに向上させなければなりません。
本セミナーでは、豊富な検査経験と監査コソース経験に基づき、公表資料に見える当局の方向性や、経営に資する監査に求められるスキルアップについて、監査現場で活用するためのキーポイントをわかりやすく解説します。

【推奨対象】
・金融機関の内部監査部門・コンプライアンス部門の責任者及び実務担当者
・事例演習の結果を参照した解説は、監査経験の浅い方にはとても効果的であり、ベテランの方にもこれまでの経験にさらに磨きをかける機会となるように解説させて頂きます。
・CPE単位取得を目的とした学習にもお勧めです。希望者には「受講証明証」発行可能。

【本セミナーで得られること】
・今事務年度金融行政方針等の公表資料を反映した内部監査の着眼点の理解
・経営に資する監査のキーポイントの理解
詳細 1.今事務年度における金融行政方針の監査目線への反映
(1)今事務年度の金融行政方針の特徴
(2)直近の公表資料における金融当局の目線
(3)金融当局の方向性を反映したリスクアセスメントと着眼点の調整

2.経営に資する監査に向けた有効性・妥当性の評価スキル
(1)有効性を評価するための事前準備について
(2)有効性をどのような根拠によって評価するか
(3)有効性の評価結果の表現方法

3.経営に資する監査に向けたフォワードルッキングスキル
(1)フォワードルッキングにどのように取組むか
(2)フォワードルッキングの根拠の確保
(3)フォワードルッキングの結果の表現方法

4.内部監査のレベルアップを目的とした成熟度評価スキル
(1)成熟度評価が必要な理由
(2)成熟度評価と品質評価の違いについて
(3)成熟度評価を活用した監査実務のレベルアップ手法

5.質疑応答

※事前質問がございます場合は、お申し込みフォーム「連絡事項欄」もしくは「お問い合わせフォーム」にて、ご連絡ください。
※ライブ配信当日にチャットからも、随時書き込んでいただけます。
※大項目4について一部表現を変更しております(7/7)
お問合わせ 株式会社セミナーインフォ  セミナー運営事務局
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