【リバイバル配信】Web3.0時代における金融ビジネス拡大にむけた規制・リスク対応

~ブロックチェーン、暗号資産、NFT、DAO、メタバース等の基本理解と法規制、会計・税務、監査の視点での重要論点~
受講区分 オンライン
開催日時 2023-03-29(水) 13:00~13:00
講師 有限責任監査法人トーマツ
リスクアドバイザリー新規事業推進
齊藤 洸 氏 ディレクター
上田 綾乃 氏 シニアマネジャー

(さいとう こう)
【齊藤 洸 氏】
経歴:トーマツにおけるブロックチェーンに係るアドバザリーチームをリード。暗号資産交換業の登録支援や暗号資産ビジネスの内部管理態勢構築支援を多数経験。
日本公認会計士協会における暗号資産対応専門部会の初期委員として、暗号資産に関する監査実務指針の作成に携わる。
寄稿実績:「わが国における暗号資産の会計上の取扱い」(2021年、『金融・商事判例』)、「NFTビジネスに係る実務上の検討ポイント」(2022年、『旬刊経理情報』)、「ICOトークンの発行に係る収益認識」(2022年、『企業会計』)等

(うえだ あやの)
【上田 綾乃 氏】
経歴:外資系金融機関を経て監査法人トーマツに入社。
金融機関への規制・コン プライアンス・ガバナンスに関するアドバイザリーを経験、2015年よりFinTechアドバイザリーの立ち上げメンバーとして、ブロックチェーン・暗号通貨など先端技術や決済領域の新規サービス開発やアドバイザリーに従事。
翻訳・監修本:『ビジネスブロックチェーン ビットコイン、FinTechを生みだす技術革命』(日経BP社)

概要 ※本セミナーは2023/3/28に開催・収録したセミナーのリバイバル配信です。

ビットコイン誕生から13年、ブロックチェーン上に出現したクリプト経済圏が世界規模で拡大し続けている。日本でも本年、「Web3.0」が国家戦略として位置づけられ、今後の成長領域として見られている。他方、本領域では詐欺や資産の流失等、ネガティブな事件が繰り返し起きており、かつ規制環境も流動的であることから企業が参入するための障壁は少なくない。
 本セミナーでは、まずWeb3.0を構成するブロックチェーン、暗号資産、NFT、DAO等の基本概念をおさえると共に、国内外の最新事例をピックアップした具体的な解説を行う。その上で、企業が取り組むにあたって課題となる法規制、会計・税務、監査などのポイントを解説し、対応すべきリスクと対応策について説明する。

【本セミナーで得られること】
・Web3.0(暗号資産・NFT・メタバース等)に関する基礎的な知識と理解
・Web3.0の取組を開始する際に企業に求められるリスク対応・会計・税務・監査上の留意点と実務
・実務者に最低限求められる技術(ブロックチェーン、秘密鍵、ウォレット、スマートコントラクト等)の理解

【推奨対象】
Web3.0にすでに取り組んでいる、または、これから取り組みたい金融・メーカー・IT企業等の企画者および実務者
詳細 1.Web3.0とは
(1)Web3.0の市場規模と成長領域
(2)Web3.0の構成要素の説明(NFT、DAO、DeFi、メタバース等)
(3)主要なプレイヤーと役割

2.Web3.0の国内外における最新事例分析
(1)NFT・FT
(2)DAO(自律分散型組織)・DeFi(分散型金融)
(3)メタバース

3.Web3.0の取組に係る規制とリスク管理態勢
(1)デジタル資産に関する規制動向(資金決済法、金商法)
(2)想定される業務(法務・コンプライアンス部門、リスク管理部門、内部監査部門)
(3)業務に潜在するリスクと対応方針

4.会計・税務・監査上の留意点
(1)ICO(Initial Coin Offering)を含む会計基準の現在地(日本、US基準、IFRS)
(2)日本における税務上の取り扱い
(3)暗号資産交換業の監査実務指針のポイント

5.実務者が抑えるべき技術
(1)ブロックチェーン
(2)秘密鍵とウォレット
(3)スマートコントラクト
(4)企業における秘密鍵管理手法の例
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