【人気講座】内部監査実務で役立つコミュニケーションスキルアップのキーポイントと事例演習

~現場で使えるインタビュー、ライティング、ファシリテーション手法の実践~
受講区分 会場
オンライン
開催日時 2023-04-27(木) 13:30~16:30
講師 株式会社電研 代表取締役
内部監査高度化センター所長
(元 金融庁検査局統括検査官第6部門長)
武藤 制揮 氏

(むとう せいき)
経歴:元金融庁検査局統括検査官第6部門長。外資系大手金融機関22社及びメガバンク海外4拠点に対する主任検査官を含め、12年間で銀行、保険、証券、信託、投信投資顧問、政府系等62社の金融検査を実施。また、PwCあらた有限責任監査法人ディレクターとして金融機関36社の内部監査外部品質評価、規制対応支援を6年間実施した後、現職で大手金融機関等から内部監査高度化手法(経営監査、リスクベース監査、機動的監査、根本原因分析等)のアドバイザリーや、内部監査コソース(システムリスク監査、外部委託管理監査、事務事故対応監査等)を受託。金融庁入庁前は、東京大学工学部を卒業後、商社及び銀行に19年間勤務。
 内部監査スキルアップの研修講師としては、セミナーインフォ、大手金融機関、日本証券業協会、全国信用金庫協会、全国地方銀行協会、第二地方銀行協会、日本取引所自主規制法人等に対し、2014年から200回以上の講演を実施。
【著作】「元金融庁主任検査官が解説する業務上の留意点」(Monthly信用金庫 連載)
    「金融機関の規制対応と内部監査」(共著)(中央経済社)

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 金融庁による「金融機関の内部監査の高度化に向けた現状と課題」の公表から3年半が経過しました。金融機関では、リスクベース監査(第2段階)がほぼ定着し、経営監査(第3段階)の実現や、第4段階に向けた本格的な取組みの加速が見受けられます。
こうした中、内部監査の現場では、従来から重視されていた問題発見に加えて、リスクやコントロールの客観的な評価、有効性評価、フォワードルッキング、根本原因分析といった広範囲の検証が求められています。このため、実態を正確に把握し、指摘や提言に対して先方の納得と合意を得るためのインタビュースキルや、成果を的確に示すためのライティングスキルは、これまで以上に必須なものとなってきました。
本セミナーでは、金融検査や内部監査コソースの豊富な現場経験に基づき、内部監査現場で活用できるインタビュースキルやライティングスキルのキーポイントについて、ファシリテーションをベースにした実戦的なテクニックを事例演習も織り込みながら、わかりやすく解説します。

【推奨対象】
金融機関の内部監査部門・コンプライアンス部門の責任者及び実務担当者、内部監査セミナーで監査スキルを学びたい方、CPE単位取得にもおすすめの講座です。
事例演習の結果を参照した解説は、監査経験の浅い方にはとても効果的であり、ベテランの方にもこれまでの経験にさらに磨きをかける機会となるように解説させていただきます。

【本セミナーで得られること】
・監査現場で活用できるインタビュースキル実務
・監査実務で役立つ効果的なライティングスキル
・ファシリテーションスキルの監査実務における活用法
詳細 1.内部監査におけるファシリテーション活用の効果
 (1)内部監査の現場で直面する高い壁
 (2)ファシリテーションを活用した事前準備
 (3)ファシリテーションを活用したインタビュースタイル

2.内部監査の前半におけるインタビュースキル
 (1)信頼関係を確保するためのキーポイント
 (2)実態把握のためのキーポイント
 (3)問題発見のためのキーポイント

3.内部監査の後半におけるインタビュースキル
 (1)反論に対応するためのキーポイント
 (2)原因を聴取するためのキーポイント
 (3)納得と合意を得るためのキーポイント

4.内部監査の成果を効果的に伝えるためのライティングスキル
 (1)内部監査報告書にどこまで定型的な表現を使用するか
 (2)接続表現や修飾表現の留意点
 (3)表現手法(接続、修飾、文末等)の留意点

5.質疑応答

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