【リバイバル配信】【元金融庁検査官のプロから学ぶ】 金融機関不祥事の対策と対応の実務

~企業文化から見る予防・早期発見と事後対応の要点~
受講区分 オンライン
開催日時 2022-12-19(月) 13:00~13:00
講師 ひふみ総合法律事務所
パートナー弁護士・公認不正検査士
矢田 悠 氏
弁護士・公認不正検査士
神村 泰輝 氏

【矢田 悠 氏】
(やだ ゆう)
元証券取引等監視委員会 専門検査官
経歴:2007年森・濱田松本法律事務所入所。金融庁、証券取引等監視委員会に出向し、金融関係の検査、監督、企画(立法)業務に従事した経験から、金融機関の平時の金融規制対応・ガバナンスに関するアドバイス、有事対応(社内調査、第三者調査委員会調査等)について、実務に即した専門性の高いアドバイスを提供している。
資格:弁護士、公認不正検査士
書籍:「社外役員が不祥事対応を行う際の考え方と留意事項」(旬刊 経理情報・2021年1月10日・21日合併特大号 No.1600・共著)「改正相続法対応 相続と債権保全Q&A」(季刊 事業再生と債権管理・2020年秋号・共著)、「すぐわかる! マネロン対策超実践講座」(きんざい・2019年6月・共著)、「JAバンク法務対策200講」(きんざい・2017年・共著)等多数。

【神村 泰輝 氏】
(かみむら たいき)
経歴:2017年隼あすか法律事務所入所。使用者側人事労務を注力分野とし、日系大手企業に出向した経験も踏まえ、従業員不祥事事件の調査対応、事後の人事処分に関する紛争などの案件を取り扱う。
資格:弁護士・公認不正検査士

概要 ※本セミナーは2022/12/08に開催・収録したセミナーのリバイバル配信です。

金融機関をめぐる不祥事は、近時もなお規模を問わず多数発生しています。その中には、金融機関の経営に重大な影響を及ぼすものや、業務の基盤となる信頼を大きく毀損するような事例も少なくありません。また、多くの不祥事事例において、金融機関の経営の根幹そのものである「企業文化」に関する問題が指摘されており、金融庁においても健全な企業文化の醸成がますます重要視されています。
本セミナーでは、このような現況を踏まえ、今一度、金融機関における不祥事について、「予防」、「早期発見」、「事後対応」といった一連の対策・対応のポイントを基本から、かつ横断的に解説するとともに、具体的な公表事例から「企業文化」を含む不祥事の真因を検討することで、金融機関不祥事の対策と対応の実務を一層アップデートいただくことを目的とします。

【本セミナーで得られること】
・近時の金融機関不祥事の概要・傾向
・不祥事の未然予防に関する基礎的な知識と実務対応
・不祥事の早期発見に関する基礎的な知識と実務対応
・不祥事発生後の調査・対応に関する基礎的な知識と実務対応

【推奨対象】
金融機関の法務・コンプライアンス部門、リスク管理部門、内部監査部門などの責任者・担当者
詳細 1.近時の金融機関不祥事の概観

2.不祥事の未然予防・早期発見の要点
(1)基礎となる考え方
   ~不正のトライアングル、三つの防衛線、不祥事予防のプリンシプルを中心に~
(2)企業文化(カルチャー醸成)
(3)心理的安全性の重要性と落とし穴
(4)不祥事の早期発見のポイント・留意点

3.不祥事発生後の調査・対応の要点
(1)不祥事対応のプリンシプル
(2)不祥事対応の全体像
(3)調査・事後対応におけるポイント・留意点

4.近時の公表事例に見る、不祥事の原因分析・再発防止策の要点
(1)事例紹介(講師担当の第三者委員会設置事案を含む)
(2)不祥事予防・対応への示唆

~受講者の声~
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企業文化に関心があったので受講したが、具体的に実務の視点で重要なポイントを知ることができた。企業文化における調査方法や醸成するにあたっての落とし穴と対策までの解説は役に立った。

元金融庁検査官を経験した講師による解説で参考になった。早期発見から事後対応の要点を不祥事の事例から解説いただいたのが有益だった。
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