進展する“メタバース”と“デジタル決済”

~決済インフラの基本から最新事情・そして近未来まで~
受講区分 会場
オンライン
開催日時 2022-10-14(金) 9:30~12:30
講師 帝京大学 経済学部
教授・博士(経済学)
宿輪 純一 氏

(しゅくわ じゅんいち)
経歴:慶大経済学部卒、1987年富士銀に入行。1998年三和銀に転職。合併でUFJ銀行企画部等勤務、2006年合併で三菱UFJ銀勤務、2015年退職、帝京大に奉職。兼務で2003年から東大大学院、早大、慶大等で教鞭。財務省・金融庁・経産省・全銀協・SWIFT、日本郵政(JP)等の委員会に参加。
資格:博士(経済学)。社会貢献公開講義「宿輪ゼミ」(会員1万1千人)代表。
書籍:東洋経済新報社から“決済のバイブル”『決済インフラ入門[2025年版]』、『決済システムのすべて(第3版)』(共)。日経新聞社から『通貨経済学入門(第2版)』、他。

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 メタバース(仮想空間)の進展は日々著しい。デジタル庁も発足し、メタバースのデジタル金融・決済が具体的に導入されている。業界団体として「日本デジタル空間経済連盟」も発足し、協調的に拡大している。要請があり、宿輪氏は当該連盟の統括座長・顧問に就任した。規制やガイドラインを決めることによってより一層の発展が見込まれる。決済の分野でも、組込型金融(エンベデッド・ファイナンス)やBNPL(Buy Now Pay Later:後払金融)が急増している。さらに、昨年、資金決済法と割賦販売法が、そして今年は犯罪収益移転防止法(マネロン法)が改正される。海外では決済インフラは多種多様な発展を遂げている。
セミナーインフォにおいて20年に渡ってトップランクでご講演いただき、現在も「金融」や「決済」の改革を当局と共に最前線で推進している第一人者が登壇します。

【推奨対象】
金融機関の経営企画部門やデジタル部門、IT企画部門の方、また決済事業にご従事されている方

※アップデート版 2023/3/30 再演セミナーは<a href="https://seminar-info.jp/entry/seminars/view/1/5893">こちら</a>
詳細 ―全面改訂新版アマゾン1位 『決済インフラ入門[2025年版]』 (東洋経済)を徹底活用―
※ 対GAFAの“Web3.0”/“リテール決済”から“BtoB”が発展

1.メタバース(仮想空間):ガチャ型、刑法(賭博罪)、風俗営業法 

2.新型決済インフラ:仮想通貨ステーブルコイン/NFT/QRコード/組込型決済/BNPL

3.決済の基礎:為替と決済/決済ヒエラルキー/中央銀行

4.決済リスク:犯罪収益/フィンテック詐欺/みずほ銀行システム障害/レグテック(LegTech)

5.銀行改革:フィンテック/第2地銀再編/銀行口座/決済業務/ATMネットワーク(コンビニ)

6.現金系決済:デジタル通貨・CBDC/電子マネー/企業通貨ポイント/マイナポイント/外国通貨

7. 口座振替系決済:ペイジー/デビットカード/クレジットカード(ナンバーレス・カードレス・タッチ)

8. 決済システム:新日銀ネット/全銀システム/手形交換制度/ことら/電子債権記録機関

9. 海外系決済:SWIFT(設立50周年) gpi:ISO20022/中国CIPS/香港

10. 証券決済:日本(照合・清算・決済・記録保管)/米国/欧州/アジア

11.近未来の決済インフラ:冗長性/ゆうちょ/次の基軸通貨CO2

12.質疑応答
お問合わせ 株式会社セミナーインフォ  セミナー運営事務局
TEL : 03-3239-6544   FAX : 03-3239-6545   E-mail : customer@seminar-info.jp