金融機関・保険会社におけるコンプライアンスおよび顧客本位の業務運営実現のポイント

受講区分 オンライン
開催日時 2022-11-30(水) 13:30~16:30
講師 有限責任 あずさ監査法人
金融統轄事業部 金融アドバイザリー事業部
大橋 泰二 氏 マネージング・ディレクター 
桜庭 貴志 氏 ディレクター
齋藤 貴浩 氏 シニアマネジャー

【大橋 泰二 氏】
(おおはし たいじ)
経歴:監査法人に入所以来、保険会社を中心とした金融機関に対する、会計監査、リスク・コンプライアンス・ガバナンス・内部統制に関する各種アドバイザリー業務をを提供。現在、有限責任あずさ監査法人にて保険セクターのアドバイザリー業務を統括。

【桜庭 貴志 氏】
(さくらば たかし)
経歴:メガバンク、大手証券会社を経て有限責任あずさ監査法人に入所。入所後は、金融機関に対するオペレーショナル・リスク管理、コンプライアンス管理、事務管理、外部委託管理、サードパーティリスク管理、バーゼルIII導入、金融機関設立に係るアドバイザリーサービスを提供。

【齋藤 貴浩 氏】
(さいとう たかひろ)
経歴:生命保険会社を経た後、2014年に有限責任あずさ監査法人に入所。入所後は、保険会社に対するコンプライアンス、リスク管理、内部監査、ガバナンス、規制対応に係るリスクアドバイザリーサービスを提供。

概要 2017年3月に金融庁が「顧客本位の業務運営」を掲げてから5年超が経過し、言葉としての顧客本位は広く浸透してきました。一方で、目に見えない商品を提供するという金融機関の性質上、実態としての浸透には課題が多いように思われます。2021年9月に金融庁が公表した「2021年 保険モニタリングレポート」や各業界団体との意見交換の論点上からもそのような課題意識が見て取れます。また2021年末には「監督指針の改正」が行われ公的保険制度に関しての情報提供が求められています。
本セミナーでは、保険業に携わる方を対象に、顧客本位の業務運営を達成する上で、保険募集に関連したリスクの観点から、どのような点に留意すべきか分析・検討を行い、それに対してどのような取組が考えられるか事例を交えながら解説します。

【本セミナーで得られること】
・金融機関および保険会社におけるコンプライアンスリスク管理
・2022事務年度の金融行政方針、モニタリングレポート、代理店検査監督指針のポイント
・顧客本位の業務運営に係る原則のポイント
・保険募集に関する業務のあり方

【推奨対象】
金融機関や保険会社のコンプライアンス部門・営業企画部門、リスク統括部門、経営企画部門、内部監査部門の責任者・実務担当者
詳細 1.顧客本位の業務運営に係る原則
(1)セールスコンダクト
(2)誠実公正義務・適合性原則
(3)顧客への情報提供のあり方
(4)アフターフォロー
(5)高齢社会における業務のあり方

2.顧客本位の業務運営を実現する上でのリスク
(1)ビジネスモデル・事業管理上のリスク
(2)商品設計上のリスク
(3)マーケティング・保険販売上のリスク
(4)商品管理上のリスク
(5)営業人事上のリスク

3.顧客本位の業務運営達成の取組み
(1)サービスプロフィットチェーン
(2)ハードとソフトのコントロール
(3)自律的なコンプライアンス
(4)フォワードルッキングのコンプライアンス
(5)デジタル活用

4.質疑応答
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