【リバイバル配信】金融機関のビジネスモデル変革【第1回】規制緩和と外部環境を踏まえた金融機関の異業種進出戦略

受講区分 オンライン
開催日時 2022-05-23(月) 13:00~13:00
講師 アビームコンサルティング株式会社
金融ビジネスユニット
大野 晃 氏 ダイレクター
鬼塚 智義 氏 マネージャー

【大野 晃 氏】
経歴:アビーム入社以来20年以上にわたり、金融業を中心に経営・事業戦略立案、システム構想策定等の戦略コンサルティングに加え、経営統合・合併、全社BPR、全社システム更改等様々なコンサルティングを担当。現在、地方銀行向けサービスをリード。
書籍:「解説 地域銀行の中期経営計画 ~4つのキーワードから見た傾向と課題~(2021年8月 月刊金融ジャーナル)他多数

【鬼塚 智義 氏】
経歴:大手総合ファイナンス会社、コンサルティング会社等を経て2019年より現職。東南アジアにおけるIT戦略・ガバナンス支援、新規事業の企画・立上支援、システム更改業務等に従事。現在、ABeamタイ(バンコク)に在籍。MBA(豪州・ボンド大学)。
書籍:異業種参入のトレンド、および成功に向けたアプローチ(アビームコンサルティングWEBサイト掲載記事 2021年2月)

概要 ※本セミナーは2022/4/25に開催・収録したセミナーのリバイバル配信です。

昨今、金融業界では人口減少・低金利といった従来からの社会・経済的トレンドに加え、テクノロジーの進化による異業種からの参入が相次ぐ中で、新型コロナ感染拡大を背景としたデジタル化の波の加速によって、競争環境の大きな変化に直面しています。
 一方で、銀行法を始め他業解禁に向けた規制緩和の流れを受け、金融機関による異業種進出事例が増えてきました。同様に、米国・中国・東南アジアの海外諸国の金融機関も日本に先駆けてデジタル化を進め、積極的に新たな金融・非金融サービス事業に取り組んでいます。
 本セミナーでは、金融機関が異業種へ進出することによる意義とメリット・デメリットを整理しつつ、異業種進出を検討・実施するまでの論点と具体的な進め方など、異業種参入を成功させるためのクイックかつ効果的アプローチを提示します。

【推奨対象】
銀行、保険会社、証券会社、リース会社、決済関連会社の経営企画部門、総合企画部門、商品開発部門、新規事業部門、異業種進出を検討している担当者
詳細 1.金融機関を取り巻く環境認識・課題
(1)金融事業におけるマクロ環境 (決算概況、新たなテクノロジー等)
(2)金融機関の異業種進出と関連法制度 (出資規制、他業進出の潮流等)
(3)相次ぐ異業種からの金融業進出 (キャッシュレス決済、金融サービス仲介業、組込型金融等)
(4)金融事業の今後の展望と金融機関の課題(ビジネスポートフォリオ多角化、顧客経験等)

2.事例から考察する異業種進出の類型
(1)金融機関の異業種進出動向 (コンサルティング、エネルギー、EC、モビリティ関連事業等)
(2)国内外事例から見る異業種進出アプローチの類型 (日本、米国、中国、タイ等)
(3)非金融サービスを強化するための持ち株会社のあり方 (グループ経済圏、デジタル子会社等)

3.異業種進出検討に向けたアプローチ
(1)異業種進出時の3つのフェーズと5つのステップ (多数のプロジェクト経験から導出)
(2)事業構想検証・構想策定時のポイント (如何に「小」「安」「早」を実現するか)
(3)事業計画策定時のポイント (事業計画の全体像とよくある失敗)
(4)事業構築~オペレーションのポイント (事業構築の勘所)

4.ポストコロナ時代における金融機関のビジネスモデル再考
(1)金融機関における異業種進出のメリットとデメリット
(2)今後の金融機関の異業種進出戦略 (銀行・ノンバンク・その他業態の戦略案)

◆企画担当(柳井)からのおすすめポイント◆
・日本在住とタイ在住の講師が金融業界を取り巻く事業戦略について解説
・法規制を踏まえた金融機関におけるサービス改革実現を示唆
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