フォワードルッキング引当にかかる実務上の対応ポイント

~実務上の論点と対応~
受講区分 オンライン
開催日時 2022-05-30(月) 13:30~16:30
講師 EY新日本有限責任監査法人
アソシエートパートナー
神崎 有吾 氏

(かんざき ゆうご)
経歴:格付投資情報センター・金融工学研究所を経て、大手監査法人に入所、金融庁監督局総務課バーゼルII推進室に出向し、バーゼルII(信用リスク、市場リスク、オペリスク)の業務に従事 2015年に新日本有限責任監査法人入所
資格:米国公認会計士試験合格
書籍:『これで納得! 信用格付モデルの実際』(共著、金融財政事情連載)

概要 金融検査マニュアルの廃止後の流行しているフォワードルッキング引当ですが、導入のハードルは非常に高いと言われており、積極的に取り組んでいる銀行でも、必ずしも成功しているわけではありません。講師は、過去10年以上、大手金融機関から地方銀行まで、フォワードルッキング引当の計算について、コンサル・監査しており、困難さを肌身を通して、感じ取っています。本講演では、理論面・実務面から、貸倒引当金の未来について、考えられる論点を丁寧に説明いたします。

【推奨対象】
金融機関の財務部門・企画部門・リスク管理部門の責任者および実務担当者、やや中級レベル
詳細 1.フォワードルッキング引当制度を取り巻く状況や位置づけ
(1)欧米の引当実務
(2)邦銀の引当実務(含むコロナ引当)

2.新しい引当方法の分類と整理
(1)全体ポートアプローチ
(2)特定ポートアプローチ
(3)オーバーレイ
(4)コロナ引当

3.フォワードルッキング引当に関する典型論点
(1)グルーピング
(2)損失予想モデル
(3)マクロ経済予想

4.フォワードルッキング引当を成功させる仕組み
(1)人材
(2)統計手法
(3)内部統制・ガバナンス態勢の構築

5.質疑応答
お問合わせ 株式会社セミナーインフォ  セミナー運営事務局
TEL : 03-3239-6544   FAX : 03-3239-6545   E-mail : customer@seminar-info.jp