顧客本位の業務運営の実現にむけた態勢整備

~外貨建保険販売上の留意点を中心に~
受講区分 オンライン
開催日時 2022-05-26(木) 13:30~15:00
講師 のぞみ総合法律事務所
パートナー弁護士・公認不正検査士
吉田 桂公 氏

(よしだ よしひろ)
経歴:2002年11月司法試験合格、2003年3月東京大学法学部卒業、2004年10月のぞみ総合法律事務所入所。2006年4月~2007年3月日本銀行出向、2007年4月~2009年3月金融庁出向(検査官として、金融機関の立入検査の業務等に従事)、2009年4月のぞみ総合法律事務所復帰。
主要取扱業務は、金融レギュレーション対応(保険業法、銀行法、金融商品取引法等)、内部監査支援、企業のコンプライアンス態勢構築支援、訴訟・金融ADR対応、調査委員会活動等。保険会社(生保、損保)、保険代理店、保険仲立人、銀行等のコンプライアンス態勢(内部規程、組織体制等)の構築支援等を多数手がける。
著書等として、「JSA-S 1003 保険代理店サービス品質管理態勢の指針 解説」(日本規格協会)、「新しい保険募集と販売ルールまるわかり 募集ルール編」(近代セールス社)、「保険代理店の態勢整備上の問題事例・評価事例」(新日本保険新聞(損保版)連載中)ほか多数。
保険会社・保険代理店・保険仲立人・銀行等の社内研修も多数担当しており、金融庁での研修実績も有する(検査官向けに、改正保険業法について解説)。

概要 2021年1月に「保険会社向けの総合的な監督指針」が改正され、外貨建保険等に関する適合性確認のルールが明確化されたが、「2021年 保険モニタリングレポート」において、「外貨建保険について業界サイドの努力や金融庁としての対応を経て、苦情発生率は減少傾向にあるものの、 引き続き他の保険商品よりも苦情発生率は高く、顧客の属性と商品特性の適合性を踏まえたきめ細かな保険募集等、顧客本位の営業の強化が求められている 。」と指摘され、「2021事務年度 金融行政方針」においても、外貨建保険の販売状況についてモニタリングを実施する旨記載されている。また、2022年1月に「外貨建保険の販売会社における比較可能な共通KPI」が公表されるなど、外貨建保険の販売状況に関する当局の関心は高まっていると考えられる。加えて、昨今、変額保険の販売件数が伸長しているとの情報もある。こうした動向を踏まえ、本セミナーでは、外貨建保険や変額保険の販売上の留意点について、解説する。

【推奨対象】
保険会社・保険代理店・銀行等金融機関の法務担当者・コンプライアンス担当者・内部監査担当者等
詳細 1.外貨建保険等に関する金融当局のモニタリングの動向

2.外貨建保険等の販売上の留意点
(1)適合性の確認
(2)リスク説明
(3)業横断的な比較
(4)高齢者対応

3.外貨建保険等の販売後の対応~アフターフォロー

4.金融ADR事例、訴訟事例を踏まえた留意点

5.質疑応答
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