金融業界における顧客満足度向上戦略

~デジタル時代の体験価値及び収益性の可視化とPDCA施策~
受講区分 オンライン
開催日時 2022-03-18(金) 13:30~16:00
講師 デロイト トーマツ コンサルティング合同会社
Deloitte Digital / Marketing & Customer Experience
熊見 成浩 氏 執行役員パートナー
Marketing & Customer Experience Unit
熊谷 賢一 氏 マネージャー

【熊見 成浩 氏】
経歴 : 大手グローバルコンサルティング会社を経て、現職。約20年にわたるコンサルティング活動で、マーケティング領域を中心に500件以上のプロジェクトを実施。コンサル×Agencyのジョイントベンチャーを立ち上げるなど特異な経歴も持つ。デロイト トーマツ初代ビジネスコンテスト優勝。早稲田大学大学院非常勤講師。

【熊谷 賢一 氏】

※ 新たに熊谷賢一氏の登壇が決まり、登壇講師が2名になりました。(2022/3/15更新)

概要 デジタル全盛の中、ビッグデータやAIの活用などが声高に叫ばれている。しかし、Deloitteの2022 Global Marketing Trendsのレポートで世界1000名のCMO/CEOへの調査の結果、改めて顧客体験が重要になっているという結果が出た。
そしてその体験は顧客を中心としつつも、従業員も含めた全ての「Human Experience(人間体験)」の向上が大事であるとされている。Human Experienceとは何か。そしてその体験価値の可視化と向上施策について、金融業界への活用を踏まえ解説する。

【推奨対象】
金融機関の企画部門、新規事業部門、マーケティング部門、広報部門、CX担当部門、デジタル部門の担当者等、デジタルマーケティングについて学びたい方
詳細 1.なぜ人間中心時代なのか
(1)Deloitteの2022 Global Marketing Trendsから分かった
   世界のCMO/CEOが重視していること、日本のCMO/CEOが重視していること
(2)マーケティングの変遷。商品差別化が難しい時代
(3)顧客、従業員、代理店など関わる全ての人の人間体験がキー

2.金融業界における体験価値の可視化
(1)カスタマーエクスペリエンスを可視化する
 (a)NPS
 (b)カスタマージャーニーCX調査
 (c)ブランド調査
 (d)パーパスの浸透度の可視化
(2)カスタマーエクスペリエンスは収益につながるのか
 (a)カスタマーエクスペリエンスの収益性可視化手法とは
 (b)NPSなどの調査結果と収益性の関係性
(3)真のカスタマーエクスペリエンス実現のためには、従業員の満足度も可視化する
 (a)マーケティングにおける従業員満足度の重要性
 (b)従業員満足度の可視化

3.金融業界における体験価値を向上させる施策
(1)カスタマーエクスペリエンスPDCA
(2)カスタマーエクスペリエンス組織の設立
(3)コミュニケーション手法の高度化
 (a)実践を伴う物語
 (b)体験インフルエンサー
 (c)ファンの熱量と信頼の拡散
 (d)コンテンツ力(Agile型コンテンツクリエーション)
 (e)テクノロジーによる打率の向上(パーソナライゼーションとバンディットアルゴリズム)
 (f)倫理観
(4)従業員の体験価値を向上させる施策
(5)他事業を用いた顧客サービス強化

4.質疑応答

◆企画担当(横山)からのポイント◆
・ グローバルトレンドからデジタル時代における体験価値の重要性を提示
・ 経験豊富な講師が「満足度」と「収益性」にまで言及し、戦略立案時のヒントを示唆
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