マネロン・テロ資金供与対策における実務対応のポイントとグッドプラクティス

~金融機関におけるFATF審査結果公表後の業界動向を徹底分析~
受講区分 会場
オンライン
開催日時 2022-03-22(火) 13:30~16:30
講師 有限責任監査法人トーマツ
ファイナンシャルサービシーズ
橘 敦志 氏 シニアマネジャー
鹿島 浩司 氏 マネジャー

【橘 敦志 氏】
経歴:SIer、大手コンサルティング会社を経て2018年6月より現職。主に金融機関のガバナンス態勢整備、AML/CFTを含むコンプライアンス・規制対応に関するアドバイザリー業務に従事。
資格:公認AMLスペシャリスト(CAMS)
書籍:「営業店で読む!いま一番わかりやすいマネロン・テロ資金供与対策の本」(近代セールス社 2019年7月 共著)「新たに求められる継続的顧客管理と顧客リスク評価の留意点」(『週刊金融財政事情』2019年9月16日号 共著)

【鹿島 浩司 氏】
経歴:国内金融機関の法務・コンプライアンス部門、大手監査法人の金融アドバイザリー部門等を経て、2021年9月より現職。金融機関の規制対応・コンプライアンスのアドバイザリー業務(AML/CFTを含む。)に従事。
資格:公認AMLスペシャリスト(CAMS)、公認グローバル制裁スペシャリスト(CGSS)
書籍:「マネロン・テロ資金供与対策 キーワード100」(金融財政事情研究会 2021年6月 共著)
「FATF第4次対日相互審査を見据えたAML/CFT態勢の留意点」(J-Money 2019年2月号)等

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 本邦では、2021年8月のFATF審査結果公表を受け、国としてのAML/CFT行動計画が策定されました。また、それに先立ち2月には金融庁ガイドライン改正が、3月には同ガイドラインFAQがそれぞれ公表ずみです。加えて、最新の犯罪収益移転危険度調査書はFATF審査結果を踏まえた見直しが行われています。
このように「官民一体」のAML/CFT高度化の動きが再び加速する中、当局の要求と期待は高まり、金融機関には体制整備完了の期限が明示されていますが、様々な経営課題を抱える金融機関の多くは、いつ何をどうすべきかにつき「模範解答」がない状況下で対応を模索しています。
本セミナーでは、地域金融機関におけるAML/CFT高度化の一助となるべく、グッドプラクティスを中心に実務対応のポイントをご紹介します。

【推奨対象】
AML/CFTの取組みを推進する地域金融機関の1線~3線部署の方
詳細 1.リスクの特定・評価
(1)FATF審査結果の振り返り~「リスクの理解が限定的」
(2)リスクの特定・評価の課題
(3)グッドプラクティスの紹介
 (a)定量的評価
 (b)データ分析の活用
 (c)全社的リスク評価

2.顧客管理措置
(1)FATF審査結果の振り返り~「情報更新手続の途上、不十分な検証」
(2)顧客管理措置の課題
(3)グッドプラクティスの紹介
 (a)継続的顧客管理
 (b)実質的支配者の管理

3.取引モニタリング
(1)FATF審査結果の振り返り~「非常に高い割合の誤検知」
(2)取引モニタリングの課題
(3)グッドプラクティスの紹介
 (a)AML/CFTシステムの活用
 (b)データ活用・AIアプローチ

4.監督強化
(1)FATF審査結果の振り返り~「行政処分が課されることは稀」
(2)検査・監督強化に向けた対応
 (a)社内規程類の整備
 (b)期限内完全実施に向けて

5.質疑応答

◆企画担当(伊勢)からのおすすめポイント◆
・ 公認AMLスペシャリスト(CAMS)の資格も有するAML/CFTを専門とする講師の登壇!
・ 地域金融機関のAML/CFT高度化に資するグッドプラクティスを紹介
お問合わせ 株式会社セミナーインフォ  セミナー運営事務局
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