経済価値ベースソルベンシー規制の最新動向とERM

~生保リスク管理の基本概念の理解から実務への展開まで~
受講区分 会場
オンライン
開催日時 2022-03-04(金) 13:30~16:30
講師 ウイリス・タワーズワトソン
保険コンサルティング&テクノロジー部門
ディレクター
嶋田 以和貴 氏

経歴 : 京都大学理学部卒(数学) 日本生命を経て、2008年ウイリス・タワーズワトソン入社。保険会社のリスク管理、合併・買収時の生命保険会社の企業価値評価、エンベディッド・バリューのレビュー等、多数のプロジェクトを担当。
資格 : 日本アクチュアリー会正会員 日本証券アナリスト協会認定アナリスト

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 経済価値ベースのソルベンシー規制は、ソルベンシーIIの施行やICS Version 2.0のモニタリング期間開始といった状況にみられるとおり、世界的にはすでに導入の段階に入ってきています。日本でも2020年6月の「経済価値ベースのソルベンシー規制等に関する有識者会議」報告書で検討タイムラインが示され、2022年には制度の基本的な内容を暫定的に決定することが目標とされています。このような急速な変化の中、ともすると計算のための技術的・形式的な検討が優先しかねません。
本セミナーでは、生命保険会社における経済価値ベースの価値評価およびソルベンシー評価について、歴史と現状を踏まえた基本的な概念を解説した上で、計算技術を超えた経営への活用について解説します。

【推奨対象】
保険会社、共済のリスク管理部門の実務担当者、
および管理職といった経済価値ベースソルベンシー規制に関心のある方
詳細 1.生命保険会社と取り巻くリスクとその評価
(1)生命保険会社におけるリスク
(2)リスクと会計
(3)リスクに関する監督規制
(4)市場リスクとALM

2.生命保険会社の経済価値ベース評価
(1)リスクと資本に関する規制の進展
(2)経済価値ベースで評価することの意義
(3)経済価値ベース評価の歴史と現状

3.ソルベンシー規制の潮流
(1)国際的なソルベンシー規制の動向
(2)日本のソルベンシー規制の歴史

4.先進的なリスク管理に向けて
(1)ERM(統合的リスク管理)
(2)「三つの柱」アプローチ
(3)ORSA(リスクとソルベンシーの自己評価)

5.質疑応答

◆企画担当(横山)からのポイント◆
・ALM、会計、規制といった生命保険会社のリスク管理を3時間で学ぶ
・ソルベンシー規制の最新動向を踏まえ、経営への活用・リスク管理への応用まで解説
お問合わせ 株式会社セミナーインフォ  セミナー運営事務局
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