東京海上グループにおけるグループ内部監査態勢高度化の取組み

受講区分 会場
オンライン
開催日時 2022-03-30(水) 9:30~12:30
講師 東京海上ホールディングス株式会社
五十嵐 英知 氏 内部監査部部長
Front-IA(株式会社フロンティア)
正田 洋平 氏 代表取締役社長

【五十嵐 英知 氏】
経歴 : 1991年に東京海上火災保険(現東京海上日動火災保険)に入社。その後、東京海上ホールディングスおよび東京海上日動火災保険のリスク管理部門において、東京海上グループのERM(Enterprise Risk Management)態勢の整備・高度化、リスクマネジメント業務に従事。また、同社経営企画部門において、当局・国際保険規制対応業務に従事。2017年より現職。慶應義塾大学経済学部卒。南カリフォルニア大学(米国)経営大学院(MBA)
資格 : 公認内部監査人(CIA)、公認リスク管理監査人(CRMA)

【正田 洋平 氏】
経歴 : 4大監査法人及びコンサルティング会社等で、約15年以上にわたり、ガバナンス・リスク管理・コンプライアンスに関するアドバイザリーに従事。プロジェクトマネージャーとしてメガバンクを始めとした国内外の主要金融機関、政府系金融機関、公的機関、事業会社など幅広いクライアントに内部監査を中心としたアドバイザリー業務を提供した経験を有する。現在はFront-IA(株式会社フロンティア)の代表として内部監査を中心としたサービスを提供している。
資格 : 公認内部監査人(CIA)、公認情報システム監査人(CISA)、公認不正検査士(CFE)、認定スクラムマスター(CSM)

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 2000年代から本邦金融機関はグローバルM&Aを加速させ、金融機関経営におけるグローバル化・グループ化を加速・進展させてきました。こうした中、内部監査の重要性の高まりとともに、金融グループとしての内部監査機能の発揮のあり方も問われてきています。
本セミナーでは、1879年に日本初の損害保険会社として創業以来成長を続け、現在、日本と世界46の国・地域で広く事業を展開している保険グループである「東京海上グループ」の内部監査態勢の高度化の取組みをご紹介いただきます。
まず、第一部では、正田氏より、本邦の金融機関グループのグループガバナンス・内部統制に関する類型を分析し、持株会社・親会社によるガバナンスや実効性を高める観点での論点を整理いただき、そのうえでグループ内部監査の高度化に求められるものは何か、直面しやすい問題や課題を合わせて考察いただきます。
続いて第二部では、五十嵐氏より、グループを取り巻くリスクが複雑化・多様化してきている中で、1線・2線はもとより3線である「内部監査機能」のより一層の発揮が求められている「東京海上グループ」における「グループの内部監査態勢の整備・高度化に向けた取組み」をご紹介いただきます。

【推奨対象】
金融機関の内部監査部門、内部統制部門など
詳細 【第一部】本邦金融機関グループにおける内部監査態勢の高度化の取組みと課題
講師:Front-IA(株式会社フロンティア) 代表取締役社長 正田 洋平 氏

1.経営のグループ・グローバル化
(1)経営環境の変化
(2)近年の金融機関のグループ・グローバル化
(3)グループ経営管理の高度化

2.グループガバナンス・内部統制・内部監査機能の高度化
(1)グループガバナンスの類型
(2)グループ内部監査のガバナンスの論点
(3)グループ内部監査の高度化論点

【第二部】東京海上グループにおけるグループ内部監査態勢高度化に向けた取組み
講師:東京海上ホールディングス株式会社 内部監査部部長 五十嵐 英知 氏

1.東京海上グループとは

2.東京海上グループのグループガバナンスと内部統制
(1)グループガバナンスの基本的な考え方
(2)グループの内部統制方針体系
(3)グループのリスク管理態勢・コンプライアンス態勢

3.東京海上グループの内部監査態勢高度化の取組み
(1)グループの内部監査態勢
(2)モニタリング体制とリスクアセスメント
(3)内部監査企画機能の強化とグループ会社間の連携(海外)
(4)グループ内部監査機能の強化(国内)
(5)内部監査機能の一層の高度化に向けた課題

質疑応答

◆企画担当(伊勢)からのおすすめポイント◆
・グループ・グローバル内部監査態勢の構築における論点を内部監査専門家が丁寧に解説
・東京海上グループのグループガバナンス・内部統制を踏まえたグループ内部監査態勢高度化の取組みを紹介
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