金融機関に求められるシステムリスク管理の対応ポイント

~最近のシステムリスクを取り巻く環境変化を踏まえたシステムリスク管理上の留意点~
受講区分 会場
オンライン
開催日時 2022-03-01(火) 13:30~16:00
講師 日本IBM株式会社
プロモントリー事業部
マネージング・ディレクター
江見 明弘 氏

経歴:日本銀行入行後、預金保険機構システム課長・企画調査課長、人事局調査役、システム情報局調査役、金融機構局調査役・企画役等を歴任。プロモントリー入社後はシステムリスク管理に関するコンサルティングチームを統括。専門誌への寄稿、講演多数。
資格:CISA、CRISC

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 まず、最近の大手銀行システム障害事例やセキュリティ・インシデントの発生傾向を踏まえ、金融機関が考慮すべきシステムリスク管理上のポイントを解説する。併せて、サイバーセキュリティの新たなフレームワークであるゼロトラストについても解説する。次に、金融機関のシステムリスクを取り巻く環境変化として、クラウドの活用、FinTech企業との連携、金融DXの推進の3つを取り上げ、各々の意義、現在の進捗状況、実現にあたって考慮すべき前提条件、関連する当局指針・ガイドライン、システムリスク管理上の留意点等を解説する。

【推奨対象】
金融機関等のシステムリスク管理や内部監査のご担当者、システム会社のご担当者
詳細 1.最近のシステム障害事例やセキュリティ・インシデントの発生傾向を踏まえたシステムリスク管理上のポイント
(1)最近の大手銀行システム障害事例と教訓
(2)最近のセキュリティ・インシデントの傾向と課題
(3)ゼロトラスト

2.金融機関のシステムリスクを取り巻く環境変化
(1)クラウドの活用
(2)FinTech企業との連携
(3)金融DXの推進

3.クラウドの活用
(1)金融機関における導入状況
(2)クラウドのメリット
(3)クラウド活用にあたってのシステムリスク管理上の留意点

4.FinTech企業との連携
(1)FinTech企業との連携の進捗状況
(2)API公開のメリットと課題
(3)FinTech企業との連携におけるシステムリスク管理上の留意点

5.金融DXの推進
(1)金融DXの進捗状況
(2)金融DX推進にあたって考慮すべきこと
 (a)ビジネス・プラットフォームの創出
 (b)データの有効活用
 (c)迅速なシステム開発
 (d)変化に対応できるアーキテクチャの選択
 (e)クラウドの活用
(3)金融DX推進にあたってのシステムリスク管理上の留意点

6.質疑応答

◆企画担当(柳井)からのポイント◆
・日本銀行での勤務経験がありシステムにも携わっていた講師が解説
・最近のシステム障害事例に触れながらサイバーセキュリティの新たなフレームワークであるゼロトラストについても言及
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