欧米発:デジタル金融最前線

~コロナ後の世界の金融テクノロジーはどこに向かうのか~
受講区分 オンライン
開催日時 2022-03-02(水) 9:30~12:30
講師 グローバルリサーチ研究所
代表
青木 武 氏

経歴:1989年慶應義塾大学卒、1993年米国イリノイ大学院留学、1999年米国ニューヨーク大学経営大学院卒業(MBA)信金中央金庫総合研究所NY駐在、NY支店次長等を経て、2009年米国内にグローバルリサーチ研究所設立、現在に至る。
資格:(社)日本証券アナリスト協会検定会員 公認内部監査人(CIA)試験合格。
書籍:週刊金融財政事情、時事通信社金融財政ビジネスなど寄稿多数。

概要 金融を変えるのはテクノロジーおよび規制である。テクノロジー面では、米国金融界はデジタルトランスフォーメーションによりコロナを克服し、さらなる進化を遂げようとしている。特にクラウド、APIの進展、BNPL(後払い)の急速な台頭、分散化金融(DeFi)・仮想通貨・CBDCの進展も目覚ましい。もちろん、機械学習・AIも利用され、その一方でガバナンス面も重視されている。運用の世界ではESGが成長分野とみなされ、注目されている一方で規制面ではグリーンウォッシュの懸念も指摘されている。このほか、リアル開催されたFinovateやMoney20/20等の最新情報もお伝えする。当セミナーでは、具体的な米国金融サービスについて、デモを取り入れることで感覚的にご理解いただける内容となっている。

【推奨対象】
銀行、保険会社、カード会社、システム会社、コンサルティング会社の経営企画部門、調査部門、デジタル部門、システム部門、最先端の金融テクノロジーおよび金融サービスにご興味のある方
詳細 1.オープンAPIとエンベデッドファイナンス
(1)欧米のオープンAPIの状況
(2)APIの表と裏
(3)APIの価格
(4)エンベデッドファイナンスの進展

2.仮想通貨・ブロックチェーン・CBDC
(1)フェイスブックのNovi(デモ含む)
(2)金融機関におけるビットコイン売買の現状
(3)DeFiの現状
(4)CBDCの金融機関に対する影響

3.急成長中の新しい金融サービスと金融技術
(1)BNPL(後払い)の台頭
(2)主要金融機関のAI&デジタル戦略
(3)ESGおよびグリーンウォッシュ
(4)クラウドの利用

4.今後の注目技術と業界動向
(1)量子コンピューティングの金融への影響
(2)地域金融機関の戦略
(3)フィンテック企業・ネオバンク等の動向
(4)Finovate およびMoney20/20等の最新情報

5.質疑応答

◆企画担当(柳井)からのポイント◆
・米国在住の講師が現地の最新情報およびトレンドを発信
・実際の金融サービスについてデモンストレーションを取り入れ分かりやすく解説
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