銀行の新たな店舗戦略と事務改革

~DXによるコスト構造改革推進と新たな成長モデルの構築~
受講区分 会場
オンライン
開催日時 2022-01-21(金) 9:30~12:30
講師 Ridgelinez株式会社
Financial Services ディレクター
岡 宏 氏

経歴 : 1986年慶応大学商学部卒。地域金融機関を経て1998年に株式会社富士通総研入社。金融分野のコンサルティングに従事。2017年同社経済研究所主席研究員。2020年4月より現職。
書籍 : 「ストラテジック・バンク ~国内金融機関の新成長戦略~」(2012年12月きんざい)

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 全国銀行における業務純益は過去20年で最悪の水準に低迷し、新たな成長モデルの構築が求められています。こうした事態を受け、金融庁では「早期警戒制度」による経営改善を促す動きが強まり、一方日銀は「地域金融強化のための特別当座預金制度」の導入により地域金融機関に対して経営基盤強化を迫っています。
本セミナーでは、デジタル化の進展とともに金融機関におけるお客様サービスの変革(お客様サービスのDX)が進むなかで、チャネル/店舗戦略のあり方を示すとともに、今後も存続する店舗における事務改革のあり方(事務のDX)を具体的に示して参ります。
※内容は一部変わることがあります

【推奨対象】
銀行の経営層および経営、事務、システム企画部門の幹部・実務担当者、
システム会社の金融事業担当者といった、銀行の店舗戦略について学びたい方
詳細 1.金融機関に求められる構造改革
(1)近年における業績推移と構造的課題の顕在化
(2)金融機関を取り巻く環境の変化と構造改革の必要性
(3)当局による構造改革の後押し

2.お客様サービスの変化に対応するチャネル戦略
(1)デジタルチャネルの重要性の高まり(お客様サービスのDX)
(2)店舗が担う役割の変化

3.店舗戦略の方向性
(1)採算性改善の着眼点
(2)これからの店舗に必要となる機能
(3)店舗の抜本的削減の必要性
(4)店舗形態のあり方

4.事務改革のあり方
(1)事務改革の着眼点
(2)発生する事務の削減
(3)窓口事務の受付プロセス(事務プロセスの変革/DX)
(4)活用が進むITソリューション
(5)後方事務の効率化と現金・現物レスへの取組み

5.店舗・事務改革によるコスト構造改革
(1)店舗改革によるコスト削減
(2)事務改革による期待効果
(3)稼ぐ力の強化に向けた取組み
(4)2つのDXによる成長モデルの実現

6.質疑応答

◆企画担当(横山)からのポイント◆
・デジタル時代における銀行店舗が担う役割・チャネルの変化について解説
・事務改革、コスト構造改革による今後の店舗のあるべき方向性を示唆
お問合わせ 株式会社セミナーインフォ  セミナー運営事務局
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