【2022年】これからの地銀ビジネスと地銀再編

~[1]スマホ化、[2]スリム化、[3]本業回帰、で「稼げる地銀」へ~
受講区分 会場
オンライン
開催日時 2021-12-08(水) 9:30~12:30
講師 株式会社マリブジャパン
代表取締役
高橋 克英 氏

株式会社マリブジャパン代表取締役。三菱銀行、シティグループ証券、シティバンク等にて四半世紀、主に銀行クレジットアナリスト、富裕層向け資産運用アドバイザーとして活躍。2013年金融コンサルティング会社マリブジャパンを設立。1993年慶應義塾大学経済学部卒。2000年青山学院大学大学院 国際政治経済学研究科経済学修士課程修了。日本金融学会員。著書に『銀行ゼロ時代』(2019年)、『人生100年時代の銀行シニアビジネス事例』(2020年)、『なぜニセコだけが世界リゾートになったのか』(2020年)など多数。






※サブテキストとして、参加者全員に講師著『地銀消滅』(平凡社)を進呈します。

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 地方銀行の既存ビジネスが苦戦しています。地銀による合従連衡と店舗統廃合が進展していますが、中途半端なものも多くあります。銀行免許を持ち、上場する株式会社である地銀の最大の強みは、信用力と人材にあります。
政府・日銀による「地銀再編キャンペーン」も開始され、地銀の主要なビジネスモデルが、DX企業や競合先に代替されるなか、この先、[1]地銀再編やダウンサイジングがどの様に進むのか、[2]地銀はビジネスモデルをどう再構築するのか、を明らかにしていきます。
本セミナーでは、既存ビジネスに固執せず、お花畑的な「地域活性化」施策から脱却し、デジタルイノベーションを活用しながら、AIレンディング、シニア富裕層ビジネス、不動産ビジネスなどに注力する「顧客目線と収益目線」を持つ「稼げる地銀」には、明るい未来が待っていることを示します。

【推奨対象】
金融機関やDX企業のご担当者様および、金融機関に関わる業界であるシステム・情報、コンサルティング、内装・デザイン、不動産、印刷会社のご担当者様等
詳細 第1部【地銀再編とダウンサイジング】
(1)コロナ禍で地銀ユーザーが気付いてしまったこと
(2)スーパーアプリとペイロール
(3)なぜ地銀再編の成功事例がないのか
(4)金融仲介サービス業者と地銀ビジネスの今後
(5)地銀が下請けメーカーとなる・異業種による地銀ビジネスの解体
(6)地銀20兆20グループ時代
(7)地銀再編は地方そのものの淘汰に繋がる
(8)第二地銀37行の3つの選択肢
(9)スマホ銀行に転換か、DX企業入りか
(10)店舗は3割削減で十分なのか?
(11)今後も必要とされる3つの専門職とは
(12)人材紹介業解禁に隠された真の目的
(13)政府・金融庁が見据える地域金融とは

第2部【これからの地銀ビジネス】
(1)お花畑的な「地方活性化」施策が続く限り苦境も続く
(2)ESG重視とSDGs貢献のための必要条件
(3)コストセンターか、プロフットセンターか
(4)総合金融サービス会社への変貌是非
(5)非上場化と業態転換という逃げ道
(6)法人融資撤退か、AIレンディングか
(7)ノーコンサルティング
(8)目利き力や事業性評価では解決しない
(9)「みんなの銀行」というパンドラの箱
(10)貸金庫・相続ラウンジ@納骨堂
(11)事業承継・相続は主にあらず
(12)単身者向け終活サービスの導入
(13)ニセコにみる地方経済の可能性
(14)規制緩和と不動産ビジネス部の創設

質疑応答

◆企画担当(柳井)からのポイント◆
・ 2022年に向けこれからの地銀再編や今後のビジネス動向が3時間でつかめる
・ 金融機関だけでなく金融機関に関わる業務に携わっている方にも講師が分かりやすく解説
お問合わせ 株式会社セミナーインフォ  セミナー運営事務局
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