伊予銀行のDHDモデルへの変革に向けた挑戦

~新たな顧客体験創造と新しいチャネル構築に向けた取組~
受講区分 会場
オンライン
開催日時 2021-10-29(金) 13:30~16:30
講師 株式会社伊予銀行
総合企画部 課長
石川 秀典 氏
総合企画部 ICT戦略室長
井上 浩一 氏

【石川 秀典 氏】
経歴:大学卒業後、1997年に伊予銀行入行 2015年に総合企画部に配属後、店舗戦略、BPR戦略、人員計画に従事 店舗戦略については、「店舗機能の集約(ハブ‐アンド‐スポーク)」「機能配置の見直し」「次世代型店舗の構築」、BPR戦略については、「業務量の可視化・人員配置見直し」「営業店事務の本部集中」「現金ハンドリングレス」「事務フロー簡素化」「事務デジタル化」を主に進めてきた 2017年より、アクセンチュアとDHDモデルへの変革の主要施策である「AGENTシステム」開発プロジェクトを担っている

【井上 浩一 氏】
経歴:大学卒業後、1989年に伊予銀行入行 1991年にシステム部配属以降、勘定系ソフトウェアの開発、ATM、営業店端末等のチャネルシステム開発、システム基盤のメンテナンスに約25年従事し、2017年からはシステム企画担当となり、オープンプラットフォーム開発企画、新技術の調査研究を行っている 2018年からはDHDPJに参画し、RPA導入支援、AGENT開発支援、クラウド基盤開発を担っている 2021年10月より現職

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 デジタルが得意な分野はデジタルが、人にしかできない分野は人が行い、デジタルによる利便性向上と人による付加価値の向上を実現する。これがデジタル変革のあるべき姿だと考えます。弊行では、2017年4月より、D-H-D(Digital-Human-Digital) Bankのコンセプトのもと、事務のデジタル化に取り組み、事務負担の大きい業務や一定のスキルを要する業務をデジタルで一気通貫にて処理する「AGENT」、フルデジタル化した住宅ローンアプリ「HOME」、カードローンアプリ「SAFETY」の構築を進めてきました。
「AGENT」は、店頭受付タブレットのリリースに始まり、渉外用タブレットへの機能拡大、法人向けにはWeb上での伝票/申込書作成システム「AGENT for Business」を順次リリースしてきましたが、2021年6月より「手のひらの銀行(Branch in hand)」をコンセプトに新たなチャネルとして非対面有人で受付/処理可能なアプリをリリースしましたので、本セミナーでは、現在、伊予銀行が推進するデジタル化戦略、AGENTを始めとしたDHD関連施策を支えるDHDシステム基盤の構築概要やデジタル人財育成について説明いたします。

【推奨対象】
地方銀行、信用金庫のデジタル部門、システム部門、経営企画部門の方々、
ITベンダーの金融機関担当の方々
詳細 1.銀行におけるデジタル・トランスフォーメーション
(1)デジタル・トランスフォーメーションの取組み背景
(2)DHDモデルのビジョン ~Better Money、Better Life~

2.伊予銀行が推進するDHDモデル
(1)DHDモデルへの転換を目指す理由
(2)全体ロードマップ

3.事務のデジタル化 ~AGENT~
(1)店頭受付タブレット「AGENTシステム」から「AGENTアプリ」開発までの軌跡と「AGENTアプリ」の概要
(2)「AGENTアプリ」に対するお客さまの声
(3)各種DHDサービス×次世代型店舗のあり方
(4)今後の機能拡張

4.DHDシステムのID管理
(1)DHDサービスのID体系
(2)セルフオンボーディング ~AGENTアプリ~

5.デジタル人材育成
(1)テクノロジー人材育成 ~DHD内製化~
(2)デジタルビジネス人材育成

6.質疑応答

◆企画担当(永井)からのおすすめポイント◆
・伊予銀行が推進しているデジタルへの取り組みを実務担当者から解説
・地域金融機関におけるデジタル人材育成を学べる
お問合わせ 株式会社セミナーインフォ  セミナー運営事務局
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