宇宙資産・宇宙関連プロジェクトを対象とするファイナンス取引の可能性

受講区分 会場
開催日時 2021-06-17(木) 13:30~16:00
講師 西村あさひ法律事務所
パートナー弁護士
渋川 孝祐 氏

1998年東京大学法学部卒業 2006年ニューヨーク大学ロースクール卒業(LL.M.) 00年弁護士登録(第一東京弁護士会) 2007年ニューヨーク州弁護士登録 航空機ファイナンス、船舶ファイナンスを中心とするアセット・ファイナンス取引、不動産流動化取引、買収ファイナンス取引その他のファイナンス案件を数多く手懸ける 開発途上国向け輸出金融等のクロスボーダー案件も多く取り扱っている 金融取引分野に関する講演多数
著作として「ファイナンス法大全(全訂版)」(共著・商事法務)など
2020年 Who’s Who Legal-Aviation Finance 受賞
2020年 IFLR Banking/Structured Finance 各受賞

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 昨今、宇宙関連技術の発達及び宇宙関連活動のリスクやコストの低下に伴い、民間主導の宇宙ビジネスが脚光を浴びている。また、いわゆる宇宙活動法やリモートセンシング法の成立・施行など、国内においても宇宙ビジネスに関する法整備が進展しつつある。そのような情勢の中、今後さらに宇宙ビジネスの発展が予測されており、現在は、宇宙資産や宇宙関連プロジェクトを対象としたデットファイナンス取引・ストラクチャードファイナンス取引の黎明期に差し掛かっているといえる。本セミナーでは、このような動きに先駆けて、宇宙資産及び宇宙関連プロジェクトを対象とするアセット・ファイナンス取引、プロジェクトファイナンス取引などの可能性と問題点について検討するものである。
詳細 1.宇宙関連条約及び宇宙関連法の概要
(1)宇宙関連ビジネスの最近の潮流
(2)宇宙関連条約の枠組み
(3)我が国の宇宙関連法

2.宇宙資産・宇宙関連プロジェクトを対象とするファイナンス取引の想定ストラクチャー
(1)コーポレートファイナンス
(2)アセット・ファイナンス取引の可能性
(3)プロジェクトファイナンス取引の可能性
(4)証券化・流動化取引の可能性

3.宇宙資産を対象とする担保権に関する問題
(1)準拠法の問題と諸論点
(2)想定される担保取得の方法
(3)ケープタウン条約・宇宙資産議定書
(4)担保実行における論点

4.質疑応答 ※ 講義中の録音、ビデオ・写真撮影はご遠慮ください。会場受講の場合はPCはお使いいただけません。
お問合わせ 株式会社セミナーインフォ  セミナー運営事務局
TEL : 03-3239-6544   FAX : 03-3239-6545   E-mail : customer@seminar-info.jp