航空機ファイナンスの法務・会計・税務入門

受講区分 会場
開催日時 2019-08-29(木) 13:30~16:30
講師 森・濱田松本法律事務所
尾本 太郎 氏 パートナー 弁護士
林公認会計士事務所
所長
林 孝悦 氏 公認会計士・税理士

【尾本 太郎 氏】
クライアントの勇気ある挑戦を全力でサポートすることを夢見て弁護士となる 1999年慶應義塾大学法学部、05年Harvard Law School卒業、その後ロンドンSlaughter and May法律事務所で1年間の研修 航空機ファイナンスには10年以上にわたり熱心に取り組む 各種媒体での受賞経験多数

【林 孝悦 氏】
中央大学商学部会計学科卒、公認会計士二次試験合格後、アーサーアンダーセン公認会計士共同事務所で監査業務に従事 その後、某航空機リース会社に勤務及び顧問として航空機ファイナンスの税務・会計実務に30年近く従事する 記憶力はいい方と思っていたのに、最近は、人の名前をすぐ忘れてしまうのが悩み

概要 世界的な航空需要の高まりと低金利・運用難を背景に航空機ファイナンスへの関心がこれまでになく高まっています。これに伴い、地方銀行など新たなプレーヤーの広がりを見せています。
本講義では、長年にわたり、各種の航空機ファイナンス案件に、弁護士及び公認会計士・税理士として関与してきた2名の講師により、法務、会計、税務の観点から、航空機ファイナンスの仕組み全般について、組成から倒産時の権利保全までできるだけわかりやすく解説いたします。オペレーティング・リースに関して今後行われる会計基準の変更が与えると予想される影響についても解説いたします。
これから航空機ファイナンスに本格的に取り組まれようとしているプレーヤーの皆さんにはもちろん、今一度制度を整理して理解しようとされる皆さんにもお役に立てるようなセミナーにしたいと思います。
詳細 1.航空機ファイナンスの諸類型
(1)コーポレートに着目したファイナンスとアセットに着目したファイナンス
(2)航空会社への直接与信
(3)いわゆる一機買い案件
(4)仕組み金融商品(JOL、JOLCOなど)
(5)新しい手法
(6)ヘッドリース、サブリースとは

2.会計・税務の取扱い
(1)オペレーティング・リースとファイナンス・リースの税務、会計
(2)仕組み金融商品の税務、会計
(3)近時の税制改正の影響
(4)オペレーティング・リースに関する会計基準変更と予想される影響

3.契約実務
(1)売買契約・リース契約の概要説明とドラフティングのポイント
(2)ローン契約・担保諸契約の概要説明とドラフティングのポイント
(3)保険
(4)ケープタウン条約上のInternational Interest

4.倒産時の権利保全
(1)JALのケーススタディ
(2)スカイマークのケーススタディ
(3)海外エアラインのケーススタディ

5.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCのご使用等はご遠慮ください
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