保険業界における介護データの活用と今後の展望

~高齢者の健康状況データによる介護予防と今後のデータ活用の可能性~
受講区分 会場
開催日時 2017-08-31(木) 9:30~12:30
講師 有限責任監査法人トーマツ
折本 敦子 グレイス 氏

富士総合研究所(現 みずほ情報総研)にて、社会保障分野の調査分析業務に従事し、ザガティーコンサルティング、デロイトトーマツコンサルティング、イーソリューションズにて、ヘルスケア関連業務のビジネスコンサルティング業務に従事し、日本医療政策機構にて、ヘルスケアプロモーション業務などに従事後、現職にて、官公庁の健康関連業務に従事 医療・介護保険の保険者機能、データ分析を得意とする

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 介護保険制度施行から17年の月日が経て、第6期介護保険事業計画を自治体では今策定しています。施行から関連データが電子化されており、データ利活用、ビッグデータ解析によるビジネス化が期待されておりましたが、なかなか進んでいません。その理由の一つに高齢者特有の老衰、認知症などのメカニズムが解明されていないことがあります。しかし、近年ではそのメカニズムが紐解かれ始めるとともに、高齢者になって発症しない、発症を遅らせるための予防活動の取り組みが行われています。エビデンスに基づいて実施されている事例が少ない背景には、高齢者や介護保険関連のデータの存在や研究開発が行われているアルゴリズムとの関係が未知数の部分が多いからです。今回の講演では、既存のデータと研究中事業の紹介を行います。
詳細 1.介護保険のデータ
(1)高齢者の現状
(2)介護保険の現状
(3)介護における地域差の現状
(4)認知症に関する現状

2.高齢者を取り巻くデータ
(1)介護認定のためのデータ
(2)自治体が独自調査(アンケートが主)のデータ
(3)高齢者のADL,IADL、認知症診断のデータ
(4)高齢者の活動量やコグニサイズなどの活動のデータ

3.高齢者関連の研究
(1)認知症関連の研究と実証実験の紹介
(2)フレイルの研究と実証実験の紹介

4.今後の高齢者を取り巻くデータ
 ~データビジネスの展開~

5.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください
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