金融機関で取組みが始まっているITガバナンスの応用と事例研究

~グループIT運営、サイバーセキュリティ分野への適用~
受講区分 会場
開催日時 2017-04-14(金) 9:30~12:30
講師 有限責任監査法人トーマツ
シニアマネジャー
石井 秀明 氏

大手銀行でのシステム企画・開発の経験を活かし、金融機関等のシステム監査、セキュリティ監査のほか、ITガバナンス・情報セキュリティ・個人情報保護・マイナンバーを含む各種管理態勢構築支援などのアドバイザリー業務に従事 日本ITガバナンス協会 理事 ISACA(情報システムコントロール協会)大阪支部 理事・前会長 サイバー犯罪に関する白浜シンポジウム 実行委員長

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 昨今の金融機関には、FinTech(フィンテック)に代表されるようなイノベーションへの期待、サイバー攻撃といった新たなリスクへの対応、IT人材空洞化への対応など、様々な課題の解決が求められています。また、これらの課題については、ITだけの問題でなく企業経営の問題と捉え、経営者が積極的に参画して解決を図っていこうという動きにあります。これに伴い、ITガバナンスへの関心が次第に高まっており、近年ITガバナンス態勢の評価や態勢構築に取り組む金融機関も増えてきました。一方で、従来のシステム管理やリスク管理との違いを理解できず、ITガバナンスに取り組む機会を逃している金融機関も未だ見受けられます。
本セミナーでは、ITガバナンスのフレームワークとして注目されているCOBIT 5(コビット5)をベースにしたITガバナンスの基本的事項に加え、金融機関の取り組み事例、グループIT運営やサイバーセキュリティ分野への適用にについてご説明いたします。
詳細 1.ITガバナンスとは何か
(1)ITガバナンスが求められる背景
(2)ITガバナンスとITマネジメントとの違い
(3)経営者がなすべきこと

2.ITガバナンスのフレームワークCOBIT 5
(1)COBIT 5の概要
(2)価値創出を支える7つの要素
(3)COBIT 5で定義される37個のIT関連プロセス
(4)COBIT 5におけるプロセス能力レベル

3.COBIT 5を活用したITガバナンス態勢構築事例
(1)IT ガバナンス態勢構築に取り組む背景
(2)取り組み事例の紹介

4.ITガバナンスの応用例
(1)グループIT運営への適用
(2)サイバーセキュリティ分野への適用

5.質疑応答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮ください
お問合わせ 株式会社セミナーインフォ  セミナー運営事務局
TEL : 03-3239-6544   FAX : 03-3239-6545   E-mail : customer@seminar-info.jp