マイナス金利政策がもたらすリスク管理の高度化

~RAF態勢構築に向けて~
受講区分 会場
開催日時 2016-10-24(月) 13:30~16:30
講師 アビームコンサルティング株式会社
金融・社会インフラ ビジネスユニット
シニアエキスパート
浜田 陽二 氏

1989年慶應義塾大学卒業 株式会社日本債券信用銀行(現あおぞら銀行)入行 金融法人部門、運用部門(特定取引勘定、銀行勘定)、金融商品開発部門等を経験 2006年みずほ証券株式会社入社、財務企画部門を経験の後、14年2月から現職 著書:「バーゼルIII流動性規制が変えるリスク管理」(2014年3月、金融財政事情研究会)「リスクアペタイト・フレームワーク-銀行の業務計画精緻化アプローチ」(2016年8月、金融財政事情研究会)

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 2016年2月16日より超過準備に対するマイナス金利を適用する金融政策が発表され、ALMの観点では収益確保のための対策に関する検討が進む中、リスク管理を行う上ではどのような影響が出てくるのかを整理する必要があります。運用利回りが劇的に低下する中で、目指すべき経営の方向性を明確化させる上で、リスク管理部門や企画部門の役割は重要な位置付けとなり、今後の業務計画策定や運営をどのように高度化しRAF態勢として機能させるのかに焦点を当てて説明していきます。
詳細 1.マイナス金利適用下での影響と戦略の選択肢
(1)マイナス金利政策とバランスシート構造
(2)資産側で想定される戦略
(3)負債側で想定される戦略

2.RAF態勢構築とガバナンス高度化
(1)RAFの基本概念
(2)経営者への啓蒙
(3)リスク調整後収益の検討
(4)業務計画精緻化に向けて

3.リスク管理部門における高度化検討
(1)想定される追加業務
(2)各リスクカテゴリーでの留意事項
(3)業務計画策定・運営面での高度化

4.企画部門における高度化検討
(1)想定される追加業務
(2)業務分掌の検討
(3)管理会計高度化

5.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください
お問合わせ 株式会社セミナーインフォ  セミナー運営事務局
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