M&A契約の交渉ポイントとドラフティング実務

受講区分 会場
開催日時 2016-06-09(木) 13:30~17:00
講師 クリフォードチャンス法律事務所外国法共同事業
茂木 諭 弁護士
小林 裕輔 弁護士

【茂木 諭 弁護士】
慶應義塾大学経済学部卒業後、2000年 弁護士登録 あさひ法律事務所(現・西村あさひ法律事務所)及び同事務所の米国ニューヨーク・オフィス勤務、米国・Columbia Law School LLM修了、長島・大野・常松法律事務所勤務を経て、12年クリフォードチャンス法律事務所に入所し、現在に至る 国内外のM&A・合弁・企業再編を専門とし、日系企業の海外進出案件にも多数関与

【小林 裕輔 弁護士】
東京大学法学部卒業後、三井物産株式会社勤務を経て、早稲田大学大学院法務研究科修了 2008年弁護士登録 クリフォードチャンス法律事務所入所後、英国ロンドン大学LLM修了、Clifford Chance Pte Ltd (在シンガポール)への出向を経て、現在に至る 国内外のM&A、合弁・企業再編に多数関与

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 M&A契約を成功させるには、限られた時間軸において、高度で専門的な概念を含む多数の諸条件の検討・交渉を経て、自社の主張を的確に反映させつつ、相手方と合意に至ることが不可欠であり、それは決して容易なことではありません。もっとも、M&A契約においては、売主・買主それぞれの立場における最初の主張、それに対する相手方の反論、最終的な落とし所といった一定の交渉ポイントが存在し、それを把握することがM&A契約の交渉を迅速にするとともに成功を握る鍵となります。本セミナーにおいては、案件の国内外を問わず、日常的にM&A契約実務に関与する講師が、英文・和文双方のM&A契約(株式譲渡契約)条項のドラフティング要領を示しながら、M&A契約の交渉ポイントにつき具体的に解説します。
詳細 1.M&A契約の全体構造

2.価格決定メカニズム
(1)固定価格方式・事後調整方式・Locked-box方式
(2)Earn-out

3.取引の実行
(1)クロージング
(2)取引実行の前提条件

4.表明保証
(1)表明保証の対象
(2)重大性による限定
(3)当事者の認識による限定
(4)ディスクロージャー例外

5.誓約
(1)取引実行前提条件との関係
(2)努力義務か通常義務か
(3)代表的な誓約事由

6.補償
(1)金額による限定(Cap, Threshold, De minimis)
(2)時的限定
(3)特別補償

7.契約解除

8.M&A契約をめぐる近時の重要トピック
(1)反贈収賄
(2)経済制裁

9.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください
お問合わせ 株式会社セミナーインフォ  セミナー運営事務局
TEL : 03-3239-6544   FAX : 03-3239-6545   E-mail : customer@seminar-info.jp