カードビジネスにおけるビッグデータの利活用

~経済産業省による取組み~
受講区分 会場
開催日時 2016-06-27(月) 13:30~16:30
講師 経済産業省 商務流通保安グループ 商取引・消費経済政策課
市場監視官 飯塚 利行 氏
調査員 森岡 和馬 氏

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 クレジットカードを含む我が国のキャッシュレス決済については、年々増加傾向にあるものの、諸外国と比べて利用率が低くまだ伸びる余地がある。また、訪日外国人の決済手段として、クレジットカードなどのキャッシュレス決済へのニーズが大きい。他方、キャッシュレス決済で得られるデータを利活用するメリットとして、例えば、訪日外国人の消費動向を分析し、それに見合った販売戦略を立てることで、訪日外国人の買物需要の拡大(インバウンド需要の取り込み)や、帰国後も通信販売などにより日本製品への需要が高まることが期待される。また、ビジネスのみならず、統計などの公的分野においても、キャッシュレス決済データの活用が期待される。そこで、経済産業省におけるキャッシュレス決済の普及に向けた環境整備や、キャッシュレス決済に伴い得られるデータの利活用に向けた取組みを紹介したい。
詳細 1.キャッシュレス決済化に向けた対応
(1)現状認識
(2)キャッシュレス化に向けた方策と今後の論点
  (a)海外発行カードへのATM対応
  (b)地方商店街や観光地等でのカード決済の促進
  (c)交通系ICカードの利便性向上
  (d)百貨店における面前決済の一般化
  (e)悪質な加盟店の排除
  (f)クレジットカード番号の管理、IC対応などのセキュリティ強化
  (g)公的分野の効率性向上の観点からの電子決済の利用拡大

2.クレジットカード産業におけるビッグデータ利活用に向けた取組み
(1)問題意識
(2)基本的方向性
  (a)ビジネスにおける活用
  (b)公的分野における活用
(3)今後の論点
  (a)データの標準化
  (b)個人情報保護
  (c)その他

3.質疑応答 ※録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください
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